アニメーションの名門、ディズニーが贈る感動のミュージカル・アドベンチャー『モアナと伝説の海2』が、ついにブルーレイとDVDセットとして4月16日(水)に登場します。この作品は、昨年12月に公開され、興行収入は50億円を超えるヒットを記録しただけでなく、その美しい映像と心に響くストーリーで多くのファンを魅了しました。
発売を記念して、モアナの相棒であるマウイの魅力に迫る特別なボーナス・コンテンツが2本解禁されます。監督のジェイソン・ハンドは「マウイとモアナの存在が物語にとって重要であり、その二人が生み出す魔法が物語を支えている」と語りました。その言葉通り、マウイはこの作品において欠かせないキャラクターとして光を放っています。
モアナ役のアウリイ・クラヴァーリョは、マウイを演じるドウェイン・ジョンソンに対して「彼は本当に魅力的な人物で、一緒に仕事ができて感謝している」と称賛の言葉を贈っています。ジョンソン自身も「マウイが大好きだ。彼や物語には深い文化的背景がある」と語り、マウイの祖父との思い出を交えながら、そのキャラクターに対する愛情を表現しました。彼がアフレコ現場で見せた特有のカリスマ性や楽しさが、マウイの温かみと存在感にひと役買っていることが伺えます。
加えて、アニメーション作業を担当するケヴィン・ウェブは、マウイの表情豊かなパフォーマンスについても触れ、「彼の魅力的な声でマウイを描く作業がとても楽しみだった」と語りました。この中で、マウイの制作秘話やキャスト、スタッフが協力して生み出したコミカルなシーンの裏側も公開され、ファン必見の内容になっています。
さらにもう一つのボーナス・コンテンツ、「海の歌」では、マウイがモアナを鼓舞する楽曲「できるさ!チーフー!」が特集されています。ドウェイン・ジョンソンはこの楽曲について「マウイが時には必要な勇気を与えてくれる歌だ」と説明し、その力強さを強調しました。監督のデヴィッド・G・デリックJr.は、この楽曲を「マウイがモアナを励ますための恩返し」だと表現しました。
楽曲制作を手掛けたアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーは「この曲の制作は難航したが、最高の形で完成した」と振り返り、曲作りの苦労が報われた瞬間を語っています。
また、松下幸之助が生み出したキャラクター「ミニ・マウイ」についても触れられています。このキャラクターは、マウイの分身であり、良心のような存在として観客に愛されました。ミニ・マウイは、マウイの行動を正す助けとなる小さなキャラクターで、伝統的な手描きアニメーションとCGアニメーションが融合されることで、観客に新しい視覚体験を提供しています。
『モアナと伝説の海2』のブルーレイや4K UHD版には、これらのボーナス・コンテンツが収められており、物語の魅力だけでなく、制作舞台裏も垣間見ることができます。アニメーションの進化と共に、楽しい音楽とキャラクターたちの物語を存分に楽しむことができるこの作品。ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。