夢と現実の狭間で揺れ動く。DreamphoneとJackson Shepardの新曲「Antidote」
2026年2月3日、ニューヨークのブルックリンから待望のシングル「Antidote」が、Eryngii Recordsからリリースされました。この新曲は、インディー・オルタナティブ・プロジェクトDreamphoneと、多才なマルチ・インストゥルメンタリストでプロデューサーのJackson Shepardとのコラボレーションによって誕生しました。
「Antidote」は、複雑で不安定な愛の心理を掘り下げる作品です。曲のテーマは、何かに依存しながらも、離れたくても離れられない関係性を抱える感情を描写しています。作品を通じて、心の中の葛藤や、愛における救いの探求を感じ取ることができます。正解が見えず、心が乱れている様子は、多くの人に共感を呼ぶことでしょう。
この曲は、3つの異なる視点から語られ、渇望、否認、受容、そしてパニックといった感情が生々しく反映されています。それぞれの声が交わる中で、聴き手は自らの心の奥に潜む闇に触れることができるのです。タイトル「Antidote(解毒剤)」は、単なる解決法ではなく、様々な逃避や気を紛らわせるものを象徴しています。こうした言葉の選び方も、作品全体に不安定さと奥深さをもたらしています。
また、音楽的な側面でもこの緊張感は存分に発揮されています。Jackson Shepardの手がけた重層的なギターが基盤となり、シンセのテクスチャー、エレクトロニックなパーカッション、力強いベースが絶妙に絡み合います。ひそやかな告白がささやかれるような静けさから、不安が募る高まりへと変化するプロダクションは、聴き手を深い没入感へと誘います。
Dreamphoneの魅力
Dreamphoneは、ボーカリストHattie SimonとプロデューサーSeb Zelからなるインディー・オルタナティブ・プロジェクトです。彼らの音楽は、鮮明なリリックと大胆かつ妥協のないプロダクションによって、独自のサウンドを築き上げています。その特徴的な音質の変化は、聴く者を引き込む力を持っています。
Jackson Shepardの経歴
ウィスコンシン州ハートランド出身で、現在はシカゴで活動するJackson Shepardは、マルチ・インストゥルメンタリスト、シンガーソングライター、プロデューサーとして知られています。これまでに多くのアーティストと共演し、各方面で活躍してきました。特に、彼の新プロジェクトHuman Bloomでは、2023年9月にセカンド・アルバム『Ex+Ordinary』をリリース。2024年10月には待望のソロデビューアルバム『Say Yes To What Is』も発表される予定です。
「Antidote」は、単なる曲という以上にリスナーの心の奥に触れる体験を提供します。今後の彼らの活躍にも注目が集まります。ぜひ一度、試聴してみてください。
試聴リンク:
Antidote