映画「ちくわっちゃ!」がカンヌ国際映画祭に出品
2025年5月に開催される第78回カンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーに、LPJが製作した映画「ちくわっちゃ!」が正式に出品されることが決まりました。この業績は、子ども向け演技ワークショップを提供する株式会社LPJの初映画作品として、彼らの情熱と努力の賜物です。
LPJの背景
LPJ(リトルプロフェッショナル・ジャパン)は、子どもたちの文化活動を支える団体として2018年に設立され、2023年に法人化されました。「演技を通じて、自分を知る。社会とつながる。世界と出会う!」をモットーに、演技を学ぶ子どもたちに向けて様々なワークショップを提供しています。今回の「ちくわっちゃ!」は、その活動の第一歩として誕生したものです。
映画の魅力とストーリー
映画「ちくわっちゃ!」は、東京に住む小学生の兄弟、カイとヒロが夏休みを下関県の叔母、マユの家で過ごすというストーリーです。映画では、彼らが豊かな自然と地元の人たちとの交流を通じて新たな価値観を学び、成長していく様子が描かれています。
特に、下関の名産である「ちくわ」は、二人にとって人生の重要なヒントを与える役割を果たします。カイがちくわの美味しさに感動し、その魅力を世界に伝えるために地元の人たちと協力して配信番組を制作する過程は、物語の中心的なテーマとなっています。
監督の思い
映画の脚本・監督である三坂知絵子は、自身の故郷である下関で撮影されたこの作品に非常に感謝しており、人々の協力のもとに成り立つ物語を強調しています。彼女はこの作品を通じて、年齢や性別に関係なく、誰もが内なる夢に向かう特別な力を持っていることを伝えたいと考えています。
「ちくわっちゃ!」は、単なる映画ではなく、観る人にとって心が軽くなる瞬間を提供する作品であることを目指しています。カンヌ国際映画祭という特別な舞台に立つことで、国内外のクリエイターとの交流が生まれることを三坂は期待しています。
作品情報
「ちくわっちゃ!」の詳細は、
カンヌ国際映画祭の公式ウェブサイトで確認できます。また、この映画は特別に編集された15分のショートバージョンで出品される予定です。
映画のキャストには、井伊巧(カイ役)、松本悠希(ヒロ役)、西光里咲(キノ役)、我妻麻衣(マユ役)、三坂知絵子(母・ツツジ役)などの若手俳優が揃っています。
まとめ
映画「ちくわっちゃ!」の正式出品は、LPJにとっての新たな挑戦であり、日本の映画界における子どもたちの表現の場を広げる希望となります。今後、映画がどのように多くの人々にインスピレーションを与えるのか、非常に楽しみですね。映画「ちくわっちゃ!」への応援を、どうぞよろしくお願いいたします!