幾田りらの楽曲「ヒカリ」が展覧会のイメージソングに
シンガーソングライターの幾田りらさんが、彼女の楽曲「ヒカリ」を動物画家石村嘉成の作品展のイメージソングとして提供することが発表されました。この曲は、ドラマや映画、CMなど多岐にわたるフィールドで活動する中で生まれたもので、幾田さんの繊細な感性が詰まっています。
石村嘉成の世界と「ヒカリ」
展覧会のタイトルは「ワキデル色彩 カナデル生命」。石村嘉成さんは、障害を持ちながらも、その独特な視点で動物たちの感情を描き出すことで知られる画家です。特に、「カメレオンの親子」など、身近な動物の愛情や絆をテーマにした作品には、多くの人が共感を抱くことでしょう。幾田さんは、この感情の深さが「ヒカリ」にも反映されていると感じており、二人の作品が響き合うことを願っています。
「ヒカリ」は、幾田さん自身の親友への思いを込めた楽曲です。親友がどんな時にもそばにいて支えてくれる存在であることへの感謝が感じられ、石村さんの作品の背景にも徐々に透けて見える愛情の形に共鳴しています。彼女は、「この展覧会が特別なものになる」と確信しています。
展覧会の詳細
この特別な展覧会は、2025年7月19日から9月7日までの51日間、中区基町のNTTクレドホールで開催されます。期間中は無休で開かれ、誰でもこの魅力的な作品を楽しむことができます。また、地域の新聞社と放送局が主催しており、地元の文化やアートをさらに広める一助となることでしょう。
会場情報
- - 会場名: NTTクレドホール
- - 住所: 中区基町6-78 基町クレド・パセーラ 11F
さらに、公式サイトでは展覧会の最新情報が提供されているので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
石村嘉成のあゆみ
石村嘉成さんは1994年に生まれ、2歳で自閉症と診断されましたが、その後の支援を受けながら特有の才能を開花させてきました。彼はアートを通じて、自らの感情や体験を表現することに尽力し続け、各地での展覧会を通じて多くの人々とその作品を共有しています。
初めての個展を2014年に愛媛の美術館で開催し、以来、数々の賞を受賞しています。特に最近では、2023年に愛媛県美術館での展覧会に5.5万人を動員し、彼の名は全国に広がっています。また、2025年には横浜赤レンガ倉庫で個展の開催も予定されています。
今回のコラボレーションは、幾田りらさんと石村嘉成さん、両者の才能が組み合わさり、訪れる人に感動を与える素晴らしい機会になることでしょう。是非足を運んで、彼らのアートの世界を体感してみてはいかがでしょうか。