さいたま市版SOIP 中間発表の意義と成果
2025年12月2日、さいたま市にて「さいたま市版SOIP」の中間発表が行われ、地域課題の解決を目指す新たなビジネスプランが2つ採択されました。この事業は、株式会社ザスモールシングスと一般社団法人さいたまスポーツコミッションが協力して推進する、スポーツと他産業の共創によるものです。
いま、スポーツ界においても持続可能なビジネスモデルの構築が求められる中、「さいたま市版SOIP」はその挑戦にオープンなプラットフォームとして登場しました。本プロジェクトを通じて、アスリートの知識や経験を活かしながら新しいビジネスを創出することを目指しています。特に今回は、10月から始まったアーリープロトタイピングの成果が披露され、選ばれた2件のプランがフルプロトタイピングに進むこととなりました。
採択された共創プラン
プラン1: OPTプロダクトキット
最初に採択されたのは、女性が自分らしく健康に向き合うことをテーマにした提案です。アスリート尾池望さんと村上茉愛さんが加わるこのプロジェクトは、株式会社wagamamaと連携し、生理に関するセミナーを通じて女性たちの支援を目指しています。
尾池さんは、アーリープロトタイピングを通じて様々な競技の情報交換や、初対面の人との自然な会話が行われたことを喜び、このプロジェクトが悩みを抱える女性たちへの啓発のきっかけになればと語りました。また、村上さんも新たな考えに触れ、より多くの人に救いを届けることを期待しています。
プラン2: コミュニティ形成のスポーツダーツ
次に、自由な活動を可能にする環境作りをテーマとしたプランが採択され、大山加奈さんと小野塚彩那さんがアスリートとして参加します。このプロジェクトでは、株式会社ダーツライブがスポーツダーツを活用し、地域全体での子育てやコミュニティづくりを目指す取り組みを行います。
大山さんは、ダーツを通じて人々をつなぎ、地域で子どもを育む仕組みを作る意義を語りました。一方、小野塚さんも母親としての視点でコミュニティ作りの重要性を強調し、手軽に楽しめるスポーツを利用した解決策の創出に意欲を見せています。
フルプロトタイピングへの道
今回の中間発表を経て、採択された2件は今後フルプロトタイピングへ進むことが決定しました。このプロセスでは、事業の実行可能性や収益モデルを実践的に検証し、成功に向けた改善を重ねることが求められます。2026年3月24日には、これまでの成果を発表し、事業化や社会実装の計画についてお披露目される予定です。
さいたま市版SOIPとは
「さいたま市版SOIP」とは、スポーツ庁が推進する「スポーツオープンイノベーションプラットフォーム」の一環で、地域社会を支えるための新たなビジネス創出を目指しています。これにより、スポーツを通じた地域社会の活性化や課題解決へ向けた取り組みが期待されています。
これからも「さいたま市版SOIP」は、多くのアスリートや企業と共に、地域社会に新たな価値を提供し続けることでしょう。私たちもその成果を楽しみにしています。