フィリピンの子どもたちに希望を届ける舞台『その花をかた手に』
2025年10月29日から11月2日まで、東京・代々木のSYDホールで舞台『その花をかた手に』が上演されます。この舞台は、フィリピンのスモーキーマウンテンで暮らす子どもたちの教育支援を目的としており、特にその背景にある教育格差と希望の重要性を訴えかけた内容となっています。
舞台の目的と背景
フィリピンのゴミ山と呼ばれるスモーキーマウンテンは、非常に厳しい生活環境にある地域です。ここでは、子どもたちが家族を支えるためにゴミを拾い、生活を成り立たせています。しかし、彼らの教育機会は極めて限られており、文字が読めないために得られる情報もかなり制約されています。このような子どもたちに対し、株式会社Voice Crewは2017年から支援活動を始め、幼稚園からの教育支援に取り組んでいます。
舞台のテーマ
舞台の核となるテーマは「本当の意味で生きていますか?」という問いかけです。この言葉は、著書『パタヤにふる星』の一節から引用されています。経済的に恵まれた日本においても、幸福度ランキングではフィリピンとの差はわずか0.14ポイントしかなく、物質的な豊かさだけでは測れない真の「心の幸福」について考える必要があります。この舞台が、多くの人々に自分自身の幸福を振り返るきっかけとなることを目指しています。
イベント詳細
- - 開催日時: 2025年10月29日(水)~11月2日(日)
- - 場所: 東京代々木 SYDホール
- - チケット価格:
- 一般席: 4,500円
- VIP席: 8,000円
- 高校生以下: 3,000円
- 小学生: 1,000円
- 配信チケット: 4,200円
本舞台の収益は、フィリピンの子どもたちへの学資支援金として寄付されるため、観客は観劇を通じて直接支援に参加できる形となります。チケット購入とクラウドファンディングへの参加は、Voice Crewの公式ウェブサイトで可能です。
さらに広まり続ける活動
株式会社Voice Crewでは、ボイストレーニングを提供しながら、社会貢献活動にも力を入れています。代表の毛利大介は、様々なセミナーや講演の講師としても活躍し、特にビジネスボイストレーニングにおいては、実践的な指導を行っています。彼自身が抱える豊富な経験と独自のメソッドにより、多くの人々の声の悩みを解決に導いています。
『その花をかた手に』という舞台を通じて、多くの人々がフィリピンの子どもたちの現状に目を向け、教育の重要性について考える機会を持てることが期待されています。この舞台が感動と希望を持って人々を結びつけ、未来に向けた一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。