車中泊で鈴鹿サーキットを楽しむ新たな選択肢
2025年の8月、鈴鹿サーキットで行われる「鈴鹿8耐」と「SUPER GT」の開催に向け、Carstayがキャンピングカーの車中泊スポット「Spoon BASE」を提供することが決定しました。これにより、観戦者の皆さんはレースを間近で楽しむことができるだけでなく、自身のキャンピングカー内で特別な宿泊体験を味わえます。
Carstayと鈴鹿サーキットのコラボレーション
Carstay株式会社は、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスを展開する企業で、今回の取り組みを通じて、鈴鹿サーキットでのレース観戦と快適な宿泊を両立させます。観戦席まで最短約20メートルという、立地条件の良さもポイントです。参加者には、特別なサーキットコース・クルージングの特典も用意されています。
車中泊の料金と設備
「Spoon BASE」での車中泊料金は、鈴鹿8耐の3日間の場合、外部電源なしで32,000円(税込)、電源設備がある場合は40,000円。一方、SUPER GTの2日間は、外部電源なしで25,000円、ありの場合は32,000円という料金体系です。約50台が駐車利用可能で、トイレも24時間利用できますが、観戦席のチケットは別途購入が必要となります。
予約開始日と利用方法
「Spoon BASE」の予約は、「鈴鹿8耐」が6月1日から、「SUPER GT」が7月6日から専用サイトで開始されます。遠方からの観戦者や昨年度満室の宿泊施設に頭を悩ませていた多くの方々も、キャンピングカーでの「動く宿泊施設」としての利用が可能となり、レースを心ゆくまで楽しめるようになります。
迫力あるレースを自宅のような空間で
キャンピングカーの利用者は、目覚めた時に自分の「家のような」プライベート空間から景色を楽しみながら、近距離でレース観戦を行えるのが最大の魅力です。このような体験は、自分自身のスタイルで旅行や暮らしを楽しむ「バンライフ」の essence を踏まえた新しいレース観戦のスタイルとも言えるでしょう。
特設サイトの確認と今後の取り組み
Carstayのキャンピングカーは、特設サイトから借りることができ、予約した方にはクルージング走行の特典も用意されています。また、両レース期間中には、Carstayが製造したキャンピングカー「SAny.VAN」を展示し、さらに多くの人にバンライフの魅力を伝える予定です。
このプロジェクトは、モビリティに特化したイノベーションハブ「The Drivery Japan」とも連携しており、さまざまなニーズに応えるべく、電源設備も積極的に導入されます。円安の影響で新たな来場者も見込まれる中、先進的なアプローチで観戦体験を刷新します。
結論
鈴鹿サーキットでのレース観戦を特別なものにするため、Carstayの「Spoon BASE」はキャンピングカーでの宿泊を活用した素晴らしい選択肢となります。これからのレース開催期間中は、是非この機会を逃さず、迫力あるレースを快適な環境で楽しんでみてはいかがでしょうか。