中古EVリース開始
2026-06-29 11:36:34

NTT-MEとナルネット、全国規模の中古EVリース事業提携を発表

中古EVリース市場への挑戦



NTT東日本グループの一員である株式会社エヌ・ティ・ティエムイー(以下、NTT-ME)は、株式会社ナルネットコミュニケーションズ(以下、ナルネット)と手を組み、中古EV(電気自動車)のリース事業を全国展開するプロジェクトを開始しました。本提携は、脱炭素社会の実現に向けた新たな挑戦として注目されています。

プロジェクトの背景と意義



昨今、環境問題への関心が高まる中、企業や自治体においても環境負荷を削減する動きが加速しています。NTT-MEは、リユースEVソリューションを通じて、企業のレジリエンスを確保しつつ、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。このプロジェクトは、中古EVを利用することで資源の循環を促し、バッテリーのリサイクルやリユースを進める「サーキュラーエコノミー」の実現をサポートします。さらに、災害時には非常用電源として利用できるため、BCP(事業継続計画)の面でも重要な役割を果たします。

ナルネットの役割



ナルネットはこのリース事業において、車両ライフサイクルマネジメントを担当します。具体的には、車両の調達から商品化、そして稼働中のメンテナンスまでを包括的に管理します。また、リースアップ後のバッテリーリサイクルに関しても参画を検討しています。

ナルネットは、車両選定や走行距離、中古車オークションでの評価基準を策定し、傷の修理や商品の整備基準を設けています。また、航続距離や走行性能の実証実験を実施し、バッテリーの劣化状況を研究することで、安心して利用できる中古EVリースパッケージの開発を進めています。

提携整備工場ネットワークの強み



ナルネットは、全国約13,000の提携整備工場ネットワークを有しており、この広範な基盤を活かし、導入後の品質や稼働の維持管理を行います。さらに、EVに対応可能な整備工場の拡充を図り、必要に応じて設備やノウハウの提供も検討することで、運用体制を強化しています。

中古EVリースパッケージの特徴



このリースパッケージにおいては、走行距離や年式といった基準を満たす車両を厳選し、バッテリー健康度(State of Health, SOH)が66%以上であることを保証します。万が一、リース期間中にこれを下回った場合には、無償で車両の交換を行うことが特徴です。また、EVolity株式会社の提供する管理システムにより、電池劣化の状態を可視化し、運行状況の把握・管理がスムーズに行えます。

未来のモビリティを見据えて



ナルネットは、「移動を止めない 安心を創造する」を理念に、モビリティインフラの構築に注力しています。オートリース会社向けのBPO事業で培ったノウハウを基に、さまざまなモビリティサービスに対応した最適なソリューションを提供しています。今後も、これらの取り組みを通じて、持続可能な未来を切り開いていくことを目指します。

このNST-MEとナルネットの提携は、日本国内の中古EVリース市場に新たな可能性をもたらし、持続可能な社会を見据えた環境に優しい移動手段の普及に寄与することが期待されます。


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