劇場で出会う！個人VTuberの新たな応援スタイルを探る

2025年10月18日と19日、徳島で開催された「マチ★アソビVol.29」にて、株式会社シーク・アミューズメントが主催した「劇場、推し入り！個人VTuberシネアド祭り」。このイベントでは、個人VTuberたちの合同プロモーション映像を映画館の大スクリーンで上映し、新しい応援の形を提案しました。
この取り組みは、アニメ制作会社ufotableが運営する「ufotable CINEMA」にて実施され、観客はまるでライブステージにいるかのような臨場感を体験しました。

新たな“推し”との出会いがこの劇場に

上映された映像は、参加する各VTuberが制作したPRムービーを集めたオムニバス形式で、歌や3Dアニメーション、トークなど多彩な表現方法で個性を発信します。この新しい試みにより、個人VTuberの活動をより多くの人に知ってもらうことが可能になったのです。しかも、上映中の撮影も自由で、来場者は好きなだけその瞬間を楽しむことができました。

また、徳島駅前のアミコビルでは、参加VTuberの等身大パネルや映像の再生コーナーが設置され、会場内は日々賑わいを見せました。ここでは、来場者が自由に立ち寄り、上映を見逃した方や気になったVTuberを深く知る手助けとなる場所が提供されています。

VTuberとファンの距離が縮まる

イベント参加者からは、「映画館で自分の映像が流れることが夢のよう」「自分の映像を知らない人が見てくれるのが新鮮」「リアルの場ができてファンとの距離が近づいた」といった声が寄せられました。また、来場者も「劇場だと迫力が違う」と感動していました。このように、リアルな場所で行う新しい形のプロモーションは、それぞれのVTuberにとって活動の励みとなり、ファンにとっても新たな体験となりました。

主催者のビジョンが生きる

株式会社シーク・アミューズメントの代表、岡本浩之氏は、「これまでにVTuber向けの映像プロモーションを行ってきたノウハウを活かし、個人VTuberが劇場で輝く機会を作りたい」と語っています。今後は地方における巡回上映や、オンライン配信、広告連動企画など、さらにVTuberとリアルの接点を広げる活動を展開していく計画です。