ドリームスタディドリル寄贈の8回目
沖縄市の未来を担う若き才能たちに向けた温かい取り組みが、この度再び実施されました。琉球ゴールデンキングスとその関連企業である沖縄アリーナ株式会社は、「ドリームスタディドリル」を沖縄市内の小学3年生に寄贈したのです。このプロジェクトは地域の子どもたちへ夢を持つきっかけを提供し、挑戦することの重要性を伝える目的を持ち、平成29年度から継続されてきました。
今年で8回目を迎えるこの活動は、2月26日(水)に沖縄市役所で行われた贈呈式から幕を開けました。出席したのは、沖縄バスケットボール株式会社の代表取締役社長・白木享氏や、沖縄アリーナ株式会社の執行役員・松原義治氏、そして選手たちの木金持たる顔ぶれです。特に目を引くのは、#8 植松義也選手と#47 平良彰吾選手が直接児童に寄贈する姿。彼らは地域に根付いた活動の重要性を体現しています。
また、贈呈式の後、植松選手、平良選手、そしてキングスのマスコット「ゴーディー」が沖縄市立安慶田小学校を訪問。児童たちと直接触れ合いながら、寄贈されたスタディドリルを手渡しました。このような交流を通じて、バスケットボールの楽しさだけでなく、学ぶことの喜びも子どもたちに伝えていきたいと彼らは考えています。
「ドリームスタディドリル」は、地域の児童が楽しみながら学び、成長できるようにデザインされた教材です。内容には、沖縄の名産品や伝統芸能、さらにはキングス選手からのメッセージが込められています。ドリルの中には数学や国語に関する問題が盛り込まれ、#14 岸本隆一選手の「夢をつかめ」というメッセージが添えられたポスターや、ゴーディーのペーパークラフト貯金箱も教材として用意されています。このような工夫により、子どもたちは学びを享受しつつ、地域への理解も深めることができるのです。
これまで寄贈されたドリルは、約1万2,800名の児童の手に渡りました。今年度は、沖縄市内の16の小学校に通う1,500名の小学3年生へ向けて配布されます。キングスと沖縄アリーナは、「沖縄をもっと元気に!」という理念の下、次世代を担う地域の子どもたちの夢と成長を支援する活動を今後も続けていくことを誓っています。
参加者の声
この取り組みに対して選手たちも熱い思いを寄せていました。植松選手は、「子どもたちに夢を持つことの大切さを伝えたい。キングスへも興味を持ってもらえたら嬉しい」とコメント。平良選手も沖縄の人々へ感謝の思いを述べ、「子どもたちと触れ合う機会を大切にし、沖縄のためになる活動を続けたい」と決意を表明しました。
また、沖縄市の花城市長や教育委員会の高江洲教育長も、キングスへの感謝の意を表し、地域の子どもたちにドリルを通じて楽しみながら学んでもらいたいと期待を寄せています。
これからも琉球ゴールデンキングスと沖縄アリーナが手を携え、地域の子どもたちへ夢を与える活動を続けることを願い、私たちもその一部として支援していきたいと思います。