国立劇場で楽しむ歌舞伎『忠臣蔵外伝』の魅力と鑑賞教室

国立劇場で歌舞伎『忠臣蔵外伝』を味わう！

国立劇場で、6月4日から21日にかけて行われる歌舞伎鑑賞教室が注目を集めています。今回のプログラムは、名作『仮名手本忠臣蔵』で知られる「赤穂事件」に関連する物語が題材となっております。

魅力的な舞台『忠臣蔵外伝』

『忠臣蔵外伝』は、赤穂浪士やその周辺人物の壮絶なドラマを描いています。上演時間は約2時間で、休憩を含めたコンパクトな内容になっているため、観客はスムーズに物語に引き込まれます。物語の中で、命を懸けて生きる人々の心情が深く描かれ、見ごたえある演技が展開されることでしょう。

この作品は歌舞伎の伝統を感じさせながらも、現代の観客にも楽しめるような工夫がされています。特に、赤穂浪士たちの討ち入りの夜の緊張感と感動は、本舞台の最大の見所です。

チケット情報と観劇サポート

公演は毎日午前11時と午後2時30分の2回、開演します。ただし、8日（日）と16日（月）は休演日となるため、事前にスケジュールを確認してください。料金は、一般で1等席が6000円、2等席が4000円、学生は2000円と、幅広い層が気軽に観劇できる設定となっています。また、障害者の方とその介助者には割引も用意されています。

チケットは国立劇場の電話予約及びインターネットで購入が可能です。午前10時から午後6時まで予約センターが運営されていますので、早めに予約して特等席をゲットしましょう！

聴覚障害者向けのサポートも

さらに、6月15日から21日までは聴覚障害者向けに字幕アプリのサービスが提供される特別措置も用意されています。このアプリを利用することで、歌舞伎俳優のセリフがリアルタイムで表示され、観劇の際の理解度が増します。日本語と英語に対応しているため、訪日外国人にも利用していただけます。

ぜひ、スマートフォンにアプリを事前インストールして、便利にご利用ください。このような観劇支援があることで、より多くの方に歌舞伎の魅力を体験していただけることでしょう。