スポーツの秋を迎えた日本全国の熱狂度をリアルにレポート！

スポーツの秋到来！日本全国の熱狂度ランキング

10月13日（月・祝）はスポーツの日。スポーツを愛する国民がその熱意を再確認する日でもあります。今回は、スカパー！が発表した『スカパー！スポーツ熱狂度都道府県ランキング 2025』を基に、全国のスポーツ熱狂度の実態を報告します。

スポーツ熱狂度ランキングとは？

このランキングは、スポーツに対する熱量やエンゲージメントを観戦頻度、SNSやブログでの情報発信、観戦にかける費用の3つの項目から算出したものです。調査は全国47都道府県を対象に、インターネットを通じて行われ、有効回答数は2350件。結果、各スポーツでの熱狂度が明らかになりました。

プロ野球熱狂度ランキング - 第1位は広島県！

プロ野球の熱狂度が最も高いとされるのは広島県です。地元球団である広島東洋カープの存在が大きな影響を与えていると考えられます。広島県の約74%の人々が観戦にお金をかけており、この数値は全国でもトップクラス。特に「頻度」と「費用」といった項目では断トツの結果を誇りました。

キーワードとなるのは、地元にプロスポーツチームがあることや、頻繁に試合が開催されること。約56.8%の人が「地元チームがあるから観戦を続けている」と答えています。また、広島の熱狂ぶりは全国的に知られており、他の都道府県と比較しても格別です。

高校野球ランキングでは島根と沖縄が並ぶ

高校野球に関する熱狂度ランキングでは、島根県と沖縄県が同率第1位となりました。両県ともに甲子園での活躍が顕著で、特に沖縄は今年の大会で代表校が優勝を果たしたことが要因として挙げられます。「発信」における数値も高く、地域の高校スポーツへの熱意が伺えます。

モータースポーツは茨城県がトップ

モータースポーツ分野では茨城県が第1位にランクイン。筑波サーキットの存在や、近年の人気上昇が要因と言えるでしょう。多くのファンがこのスポーツを支持しており、エンゲージメントの高さが特徴です。

男女バレーボールの熱狂度

男子バレーボールでは山形県、女子バレーボールで岐阜県と香川県が最も熱狂していることがわかりました。山形県の男子バレーボールは「頻度」「発信」「費用」の3項目で高水準。岐阜県ではVリーグに所属するチームが地元での人気を牽引しています。

将来観戦したいスポーツランキング

次に「今後観戦したいスポーツ」のランキングに目を向けてみましょう。最も多かったのはアイスショー（約9.3%）。羽生結弦選手や浅田真央選手など、トップスケーターたちの影響が大きいようです。続いて高校野球やモータースポーツがランクインしています。特にSNSでの情報発信が観戦意欲に大きく寄与していることが見受けられました。

結論として

今回の調査からは、地域ごとの特性や各スポーツの格差が浮き彫りとなりました。特に地域に根ざしたプロスポーツや伝統行事がどれだけ観衆の心を掴んでいるかを実感する結果となっています。これからのスポーツシーズン、ますます熱狂が期待される日本において、各地域のファンの心意気がどのように盛り上がっていくのか注目したいものです。これを機に、自分の応援するスポーツについても再考してみるのはいかがでしょうか。