地域から未来を切り拓く!NEO福岡の次世代リーダー育成の全貌
日本初の共創型経済団体であるNEO福岡が、福岡を支える30歳以下の若手リーダー36名を選抜しました。彼らは、2025年7月からスタートする次世代リーダー育成プログラム『NEO ACADEMIA』の一期生として、地域企業と共同で実践プロジェクトに取り組み、福岡の未来を共に築く力を身につけます。
NEO ACADEMIAとは
『NEO ACADEMIA』は、地域企業が一体となり、実践的な教育を通じて次世代リーダーを育成する、約1年間のプログラムです。参加する36名の若者たちは、教育、まちづくり、起業、クリエイティブ、スポーツ、文化といった多様な分野での挑戦者たち。彼らは、書類選考と面談を経て、多様な背景と価値観を持つ仲間として集まりました。
プログラムは、最初の「HOME ROOM」セッションから始まり、地域企業との共創企画「AWARD」を経て、社会実装を目的とした「CITY FES」へとつながるステップアップ型のカリキュラムを提供しています。
実施背景と目的
全国の多くの地域が直面している少子高齢化や人口集中、雇用の流動化といった課題。地域社会では「次世代を担う人材の育成」が急務となっています。プロジェクトでは、若者と企業がタッグを組み、企業課題の解決だけでなく、若者自身が地域の未来に貢献するリーダーとして成長していく姿を目指しています。
NEO ACADEMIAでは、ただ単に学ぶのではなく、地域資源や実際のビジネスフィールドを活用し、「挑戦を実装する」ことが重要視されています。若者がビジネスと社会の実践に向き合い、自らの力で地域を変える経験を得ることが期待されています。本取り組みを通じて、地元の若手リーダーを輩出し、彼らが企業の新しいアイデアを具現化することに繋がるでしょう。
参画企業とのコラボレーション
また、福岡の多くの企業もこのプログラムに参加しており、地域に根ざしたゼロからの事業開発を目指しています。参加企業は、自社のリーダーとなる若手社員とともに実践的な経験を共有し、新規事業の創出を目指すと同時に、社内の人材育成にもつなげていきます。
地域を支えるリーダーの養成
そして、NEO福岡の発起人である三木智弘氏は、「地域の未来を支える人材を“ともに育てる”」ことの重要性を強調しています。彼の言葉通り、NEO ACADEMIAは若者一人ひとりの内なる可能性を引き出す場を提供し、希望に満ちた次世代のリーダーたちを育てていくことを目指しているのです。
今後、日本全国でNEO福岡のモデルが展開され、各地域で持続可能な地方創生を実現していくことが期待されています。このプログラムの参加者たちが、福岡だけでなく、日本全体を明るくする力を持ったリーダーに成長し、次なるステージへ進むことでしょう。