ミサワホーム株式会社(社長執行役員 作尾徹也)は、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2025」に認定され、2年連続でその名誉を受けました。この認定は、従業員の健康増進に向けた取り組みを評価したもので、同社が社員の健康意識向上を図り、自発的なスポーツ活動を支援する姿勢を示しています。
同社は2018年に健康宣言を発表し、その後、健康経営の推進に力を入れ、さまざまなスポーツ関連の活動を展開しています。この一環として、マラソンイベントやウォーキングイベントを開催し、社員が積極的にスポーツを楽しむ機会を提供しています。最近行われた新宿シティハーフマラソンには、社員もランナーとして参加し、年々参加者が増加しています。
さらに、グループ会社全体で行われたウォーキングイベントでは、過去最多の4,886名が参加しました。このイベントは、単に体を動かすだけでなく、社員同士の絆を深め、一体感を醸成することにも寄与しています。また、野球やサッカー、ソフトボールなどのスポーツサークルにも補助金を支給し、社内でのスポーツ活動を促進しています。
近年、働き盛り世代のスポーツ実施率が低下している中、ミサワホームは重要なビジョンとして、社員に運動習慣を定着させることを掲げています。スポーツ庁の調査によれば、20代から50代の働き盛り世代において、スポーツ実施率は依然として50%未満であり、仕事や家庭の事情により運動する時間がないことが大きな要因とされています。このような背景の中で、ミサワホームは職場がスポーツのきっかけとなる環境づくりを進め、健康的なライフスタイルを実現しようとしています。
今後も同社は定期的にスポーツイベントを実施していく考えで、運動習慣を社員に根付かせるとともに、健康増進やコミュニケーションの活性化に努めていきます。ミサワホームの取り組みは、単なる健康の追求にとどまらず、社員一人ひとりが生き生きとした生活を送るための支援となり、結果的にその家族にも良い影響を与えることでしょう。
【今日のポイント】
- - スポーツ庁の認定を取得したミサワホームは、多角的なアプローチで健康経営を実践中。
- - 社員自らの運動意識を高めるための取り組みとして、マラソン大会やウォーキングイベントを強化。
- - 健康経営の基本理念には、社員間のコミュニケーションの促進も含まれており、全体の士気を高める成果が期待されています。