FC大阪の山本透衣選手、7月度月間ベストセーブ賞受賞
J3リーグにおいて、その優れたパフォーマンスで知られるFC大阪の山本透衣選手が、2025年7月度の月間ベストセーブ賞を受賞しました。彼が選ばれた理由は、特に第22節における素晴らしいセーブの連続プレーにあります。
7月26日、FC大阪はカマタマーレ讃岐と対戦。試合の61分に山本選手が見せたセーブは、その時点で流れが悪かったチームを救う決定的なプレーとなりました。このプレーに対する評価は高く、JFA技術委員会や各委員からもコメントが寄せられています。
選出理由と評価
足立修委員長は、「山本選手とチームの現状を如実に物語るプレー」と、その重要性を強調しています。また、連続セーブのうち、顔面にボールが直撃し視界が悪くなりながらも、最後にはしっかりとボールをキャッチした点が評価されました。これにより、チームはその後、2得点を挙げ逆転勝利を収めることに成功したのです。
近賀ゆかり特任委員は、冷静な反応を称賛し、「シュートが後ろにこぼれた後の素早い反応が勝因」と分析しました。相手より一歩早く反応したことで、ゴールを防ぐことができた様子が描かれています。
選手コメント
山本透衣選手自身は、再び選出されたことに対して感謝の意を表し、「今回は特にカウンターを受ける状況でフリーのシュートを打たれる機会が多く、ポジショニングや相手との距離感を意識しなければなりませんでした」と、その思いを語りました。
彼は、自身のセーブが勝利につながったとし、「川上選手や堤選手のカバーがあってこそ、失点を防げた」と仲間を称えました。
さらに、「攻守ともにチーム全員が一致団結して取り組むことができているからこそ、今回の守りが成功した。サポーターの声援があったからこそ、集中力を保って戦えた」と感謝の気持ちを述べています。
チームの成長と今後の展望
FC大阪は、選手たちが団結して取り組む姿勢を大切にし、今後もチームとしての成績向上を目指しています。山本透衣選手は謙虚な気持ちを持ち続け、「これからも勝利に貢献できるよう全力で努力します」と誓っています。
大阪府東大阪市を本拠地とするFC大阪は、地域のサポーターに支えられ、これからも活躍を続けていくことでしょう。彼のプレーがどのようにチームを牽引していくのか、今後の試合が楽しみです。