新しい地域防災のカタチ
近年、自然災害の増加が懸念される中、地域の防災力向上が急務となっています。こうした状況に応えるべく、東京大学発のアーバンテックスタートアップであるscheme vergeが開発したデータ連携基盤「Horai」が、全国のアリーナ周辺地域での新プロジェクト「B.Hope Assist Action on BIリーグ」に貢献することが決まりました。このプロジェクトは、インフロニア・ホールディングス株式会社やジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)との協力のもとで実施されます。
プロジェクトの目的
この取り組みは、参加者が実際に体を動かしながら防災を学ぶことを目指しています。B.LEAGUEでは、「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」を通じて、防災意識を高める活動を行ってきました。また、インフロニアはインフラサービス事業を通じたまちづくりや被災地復興支援に力を入れています。これらの活動に基づき、参加者には防災に関するミッションが課され、自らの地域を見つめ直す機会を提供します。
「B.Hope Assist Action on BIリーグ」の概要
この新プロジェクトでは、参加者がゲーム感覚で楽しみながら防災任務を遂行します。具体的には以下のミッションが用意されています。
1.
まなぶ:防災クイズに挑戦
2.
気づきの投稿:対象エリアを歩きながら「Horai」アプリを活用し、防災視点からの気づきをコメントとして入力
3.
共有:他の参加者の気づきコメントに「いいね!」を付ける
この取り組みの期間中に集まったコメントは、各クラブごとにまとめられ、オリジナルの「防災アシストMAP」の作成に活用されます。このマップは、災害時の避難所やアリーナでの試合時に配布される予定です。
参加方法
プロジェクトへの参加は非常に簡単です。以下の手順を踏むことで、誰でも気軽に参加できます。
1. 「Horai」アプリをダウンロードする
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iPhone用
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Android用
2. アカウントを作成し、お気に入りのクラブを登録
3. 各ミッションに挑戦し、プレゼントをゲットする
すべてのミッションをクリアすると、参加賞や共創賞が得られ、特に「いいね!」の獲得数に応じて最高に評価された方には、「アシストリーダー賞」が授与されます。ぜひ多くの方々にご参加いただき、地域の防災力を高めていきましょう。
この取り組みは、scheme vergeの技術とインフロニアによる防災アドバイザリーの協力によって実現しています。今後の詳細や参加に関する情報は、インフロニアの特設サイトやB.LEAGUEの公式サイトで確認できます。地域の安全をみんなで考え、行動する機会を通じて、新たな防災文化が育まれることを期待しています。