国産エンタメAIの新時代到来！ぴにょきおが挑む基盤モデルの開発

ぴにょきお株式会社が国産エンタメAIモデル開発を始動

ぴにょきお株式会社は、国産オプトイン型エンタメAI基盤モデルの開発に取り組むことを発表しました。この新たなプロジェクトは、2025年7月2日と3日に東京サマーランドで開催される近代麻雀主催の撮影会イベントで初お披露目されます。イベントMCとしても注目される代表取締役CEO、くりえみ氏が参加予定です。

プロジェクトの概要

同社の計画では、イベント協力を行う近代麻雀水着祭事務局の支援を受け、出演モデルやカメラマンからの正規許諾をもとに、日本独自の“Kawaii”カルチャーを学習できるデータを収集し、エンタメ特化型AIモデルの構築を目指します。AIの健全な発展を促すため、多くの表現者が参加し、その権利を保護する仕組みを確立していくことが重要な課題の一つです。

背景と目的

日本国内の生成AIは、今でも多くが海外の企業による技術に依存しています。このため、日本の文化やクリエイティブな表現が影響を受けることが多く、著作権や倫理の問題も浮上しています。ぴにょきお株式会社は、経済産業省とNEDOが手掛ける国産生成AI推進プログラム「GENIAC」の支援を受けて、国産基盤モデルの開発を進めています。

このプロジェクトでは、アーティストやクリエイターからのオプトイン型データを利用することで、生成AIにおける権利を明確にします。これにより、タレントやクリエイターに対する適切な還元が実現され、表現者の権利が保護される持続可能な生成AIの世界を目指します。

持続可能な利益循環モデルの実現

ぴにょきお株式会社は、表現者本位の利益循環モデルを構築することを掲げ、エンタメ分野に特化した生成AI基盤を本格的に開発していく方針です。他のクリエイターやデータ提供者、AIモデル開発者とのパートナーシップを深め、国内のエンタメ産業全体を活性化させることが狙いとなっています。

ぴにょきおのビジョン

ぴにょきお株式会社は、バーチャルとリアルを融合させた新たなコンテンツ作りを追求し、ファン同士の没入型交流体験を提供しています。AIタレントやバーチャルヒューマンのプロデュースを中心に技術革新とクリエイティブ性を融合した事業展開が特徴です。

ぴにょきお株式会社の詳細

- 社名: ぴにょきお株式会社
- 代表取締役CEO: くりえみ
- 設立年月日: 2024年10月1日
- WEB: https://pinyo.jp/
- 連絡先: contact@pinyo.jp

AiHUB株式会社との連携

同社は、日本のオープンソース生成AIコミュニティを基に設立されたAiHUB株式会社とも連携しており、アニメやバーチャルヒューマンといった日本特有のエンタメ文化に特化した研究開発を進めています。これにより、マルチモーダル基盤モデルやAIオーケストレーションの開発が促進され、多様な利活用が期待されます。