アスリートの心を強化する新書
2026年のミラノコルティナ冬季オリンピックを前に、スポーツに興味を抱く全ての人に向けた必読書が登場します。それが、内田若希著『意味ある敗北とは何かアドラー心理学で読み解くトップアスリートの言葉』です。本著は、著者自身がアドラー心理学の専門家として、トップアスリートの心の成り立ちに迫る意義深い作品となっています。
スポーツ心理学とアドラー心理学の融合
本書では、大谷翔平や羽生結弦をはじめとする35人のアスリートたちが直面した数々の挑戦と失敗を通し、どのように彼らが逆境を乗り越えてきたのかを解説しています。勝つことだけが全てではないことを彼らは知っているのです。挫折や敗北から何を学ぶことができるのか、アドラー心理学の視点から明らかにされます。
書籍の内容
本書は、スポーツに身を置くすべての方々に向け、心を整える方法を提示します。「敗北は成長の第一歩」と捉えるアプローチで、若きアスリートたちが競技スポーツにどう取り組んでいるのかを、理論と実践を交えて紹介。さらに、アドラー心理学に基づく理論を用いて、彼らの成功の道筋を描いています。
例えば、著者が言及する大迫傑氏は、自身が苦しんできた瞬間を経験し、その中から前向きに進む力を引き出したことを語ります。こうした言葉がもたらす力は、読者にも勇気を与え、前進へのヒントになるでしょう。
アスリートたちの声
本書には、多くのアスリートたちからの推薦文も寄せられています。車いすテニスの金メダリスト国枝慎吾氏は「勝つこと以上に大切なものがここに書かれている」と称賛し、青山学院大学陸上部監督原晋氏は「スポーツは人生を豊かに歩むためのツールである」と述べています。また、女子柔道の金メダリスト山口香氏は、本書を「心を整える処方箋」と表現し、他者を信じ、勇気づける大切さについて触れています。
著者について
内田若希氏は、心理学の第一人者であり、九州大学大学院で教鞭を執っています。アスリートのメンタルトレーニングに取り組みながら、多くの著作を通じて心理学の知見を広め、多くの選手たちを心理的にサポートしてきました。アドラー心理学に基づくメンタルサポートは、これからの時代においてますます重要となるでしょう。
最後に
『意味ある敗北とは何か』は、スポーツに限らず人生全般に通じる重要なメッセージが込められています。逆境を乗り越え、成長する力を身につけるための一助となる本書を、ぜひ手に取ってみてください。アスリートたちの言葉を通じて、心の強さを培う方法を学びましょう。