いわきFCの新しいスポーツダイレクター、田坂和昭氏が就任

いわきFC、田坂和昭氏を2026シーズンのスポーツダイレクターに任命

いわきFCは2026シーズンより田坂和昭氏が新たにスポーツダイレクターに就任することを発表しました。田坂氏は1954年8月3日生まれの広島県出身で、サッカー界での豊富な経験を持つ指導者です。そのキャリアは選手時代から指導者に転身後も多岐にわたり、様々なクラブでの指導を経験しています。

選手と指導者の豊富な経歴

田坂氏は、1994年から1998年にかけてベルマーレ平塚で選手としてキャリアをスタート。清水エスパルスやセレッソ大阪でもプレイし、1995年から1999年には日本代表としても活動していました。この選手としての経験は、指導者としての基盤を築くのに大いに役立っています。

指導者としても、彼のキャリアは多彩です。セレッソ大阪U-18のコーチを皮切りに、清水エスパルスのコーチ兼サテライト監督、大分トリニータ監督、さらには清水エスパルスのヘッドコーチ、松本山雅FCのコーチ、福島ユナイテッドFC監督など、数々のクラブで指導にあたってきました。最近ではギラヴァンツ北九州の監督を務めたのち、上武大学の監督としても活躍しています。

新たな挑戦への意気込み

田坂氏は新たにいわきFCのスポーツダイレクターとして、クラブの理念と歴史を大切にし、選手やスタッフ、地域の皆さんと共にさらなる成長を目指すことを表明しています。「競技力の向上だけではなく、クラブ全体が一体となって進化できる環境を創造したい」と述べ、未来に向けた強い組織を築く意欲を示しています。

地域との連携を重視

田坂氏が強調しているのは、地域との連携です。クラブの強化プランには、地域の方々との密なコミュニケーションや協力が不可欠としています。「今後も温かいご支援とご声援をお願い申し上げます」と地域のサポーターに向けて呼びかけ、自身のビジョンに対する信頼と期待を高めています。

未来へ向けた第一歩

田坂和昭氏のスポーツダイレクター就任は、いわきFCにとって新たな出発となります。選手たちの成長を促し、クラブ全体の競技力を高めるための戦略を打ち出し、さらなる飛躍を目指す姿勢が期待されています。これからの3年間、いわきFCがどのように変化・成長し、地域の皆様との絆を深めていくのか、注目が集まります。