ゴルフ場業界に新風!Paynがキャンセル料自動化で業務効率化を実現
キャンセル料の請求や回収は、多くの業者にとって頭を悩ませる問題ですが、Payn株式会社の提供する「Payn(ペイン)」がこの状況を一変させる可能性を秘めています。最近、Payn株式会社と三和システム株式会社の連携が発表され、ゴルフ場業界におけるキャンセル対策の新しいソリューションとして注目を集めています。この連携がどのようにゴルフ場の業務を変えるのか、詳しく見ていきましょう。
Paynとは?
Paynは、キャンセルポリシーを導入している業者向けに、キャンセル料の請求や回収業務を自動化するツールです。宿泊施設や飲食店をはじめ、様々な業種に導入が進んでいます。特に、無断キャンセルによるロスや、請求業務の手間といった課題を解決することを目的としています。
2022年に創業された同社は、同年10月に「Payn」を市場に送り出し、以降急速に多くの事業者に採用されています。これにより、業界全体の効率化と収益向上が期待されています。
三和システムとの連携
最新のニュースとして、三和システムが提供するゴルフ場向け基幹システム「NT-golf 2.0」とのシステム連携がスタートしました。この連携により、ゴルフ場の予約データがAPIを通じて自動でPaynに取り込まれ、手動での請求情報入力が不要となります。これまで多くの時間を消費していた請求書の作成やリマインド業務が自動化されることで、業務の大幅な効率化が実現します。
業界初となるこの取り組みにより、キャンセル料の請求対応がスムーズに行えるようになり、収益の安定化やオペレーション負荷の軽減が期待されます。さらに、顧客行動への抑止力としても大きな効果が見込まれます。
特許取得済みの技術
特筆すべきは、Paynが2023年10月に取得した特許です。この特許により、様々な媒体から予約データを取得し、キャンセル料請求をシームレスに行う技術が実現されています。この技術は、宿泊業や飲食業においても活用が進むことでしょう。
NT-golf 2.0の特徴
三和システムが開発した「NT-golf 2.0」は、ゴルフ場のニーズに応えるための高い拡張性を備えた基幹システムです。最新のクラウドモデルと従来のオンプレミスモデルを選ぶことができ、業務の効率化を促進する各種機能が搭載されています。特に、予約のリマインドや同伴者情報の登録が行えるSMS配信サービス『NT-SMS』とも連携し、さらに業務をサポートします。
代表者プロフィール
Payn株式会社の代表取締役CEO、山下恭平氏は、横浜市出身であり、ヤフーや自身が創業した宿泊予約の売買サービス「Cansell」などを経て、2022年にPaynを設立しました。彼の経歴を通じて得られた多くの経験が、現在の事業に大きく活かされています。
まとめ
Paynと三和システムのシステム連携は、ゴルフ場業界におけるキャンセル料請求業務の新たな地平を切り拓いています。この連携により、業務は大幅に効率化され、業界全体の収益向上に寄与することでしょう。今後の展開に目が離せません。