ジャーマーソンベース登場
2026-06-17 09:42:22

フェンダーがロックの巨星を称えるトリビュートモデルを発表

フェンダーの新たなトリビュートモデル



フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション(FMIC)は、ロックの歴史に名を刻むベーシスト、ジェームス・ジャマーソンへのオマージュとして『James Jamerson 1962 Precision Bass®』を発表しました。このモデルは、モータウンサウンドの礎を築き、エレクトリックベースの可能性を大きく広げた伝説的なプレイヤーの愛用機を忠実に再現したものです。

グラミー賞受賞アーティストの評価



この新モデルの発表に際し、グラミー賞受賞プロデューサーであるラファエル・サディークは彼の音楽的影響力について語りました。「R&B、ロック、ジャズ、カントリー、レゲエなど、さまざまなジャンルのミュージシャンが彼のスタイルから影響を受けている」と話し、その功績を高く評価しました。サディークは、彼が1962年製のPrecision Bassを手にしたことで成し得たことが、いかに独創的であったかを強調しました。

ジェームス・ジャマーソンの影響



1960年代から70年代にかけて活躍したジャマーソンは、数々のヒット曲を生み出し、自らの演奏スタイルでベースラインとは何かを再定義しました。彼のグルーヴ感、フィーリング、楽曲を支える低音の技術は、その後の世代に大きな影響を与え、今なお多くのベーシストにインスピレーションを与え続けています。そして、そのサウンドの根幹を支えたのが彼の愛機であるPrecision Bassでした。

Precision Bassの魅力



『James Jamerson 1962 Precision Bass®』は、彼自身が愛したモデルの魅力を余すところなく生かすように設計されています。ベースの特性として、優れた演奏性、洗練されたデザイン、そして素晴らしいローエンドレスポンスを兼ね備えています。プレイヤーは自分だけのスタイルとトーンを確立できるでしょう。

ジェームスの音楽の旅



1936年に生まれたジェームスは、母と祖母が教会で演奏していた影響で早くから音楽に親しみ、独学でピアノやトロンボーンを習得。18歳でデトロイトに移り住むと、その後のクラブシーンでの経験を経て、アップライトベースに触れました。そして、1959年にはモータウンのレコーディングスタジオ「ヒッツヴィルUSA」でレギュラーとして活躍を始めました。彼がその場所で変わっていったのは、スモーキー・ロビンソンやスティーヴィー・ワンダーといったアーティストたちのために、多くの名曲のベーストラックを手がけたことからも知れます。

プレイヤーへの影響



その後も数え切れないほどのアーティストたちに影響を与え続け、ジェームスの音楽は今なお多くのプレイヤーの背中を押しています。彼の妻のアニー・ジェマーソンは「彼の偉大さが実現したことを嬉しく思う。彼のグルーヴを感じて、ぜひ音楽を鳴らし続けてほしい」とコメントを寄せています。このシグネイチャーモデルは、単にジェームスを讃えるだけでなく、彼が培ってきた独特なサウンドの一端を手に入れることができる特別な一品と言えるでしょう。

70周年の節目に



とりわけ、Precision Bass誕生75周年にあたるこの年に、現代のプレイヤーがその歴史的意義を感じられるよう、細部に至るまでの再現がなされています。カスタムスプリットシングルコイルピックアップを搭載し、豊かな低音域とともに、華やかなアーティキュレーションが楽しめる仕様になっています。また、Heirloomサンバーストのニトロセルロースラッカー仕上げは、時代を超えたエレガンスを漂わせ、美しい風合いを持ち続けます。

結論



『James Jamerson 1962 Precision Bass』は、ただの楽器以上のものです。現代音楽の心臓部に触れる魅力が詰まったこのモデルを通じて、すべてのプレイヤーが自らの音楽的旅路を描く一助となることでしょう。音楽を愛する全ての方々にとって、手にしておきたいアイテムとなることは間違いありません。


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