高槻市の丘村彰敏さん、デフリンピック出場決定!
令和7年10月1日(水曜日)、高槻市在住の丘村彰敏さん(62歳)が市役所を訪れ、2025年11月に東京で開催される第25回夏季デフリンピック競技大会に出場することを、市長である濱田剛史さんに報告しました。丘村さんは、オリエンテーリングの日本代表として参加します。
デフリンピックとは?
デフリンピックは、国際ろう者スポーツ委員会が主催する、聴覚障がいのあるアスリートのためのオリンピックです。4年ごとに開催され、聴覚に障がいのある選手たちが競い合う特別な国際スポーツ大会です。
オリエンテーリングとは
丘村さんが挑戦するオリエンテーリングは、参加者が地図とコンパスを使って、設定されたチェックポイントを巡る競技です。自然の中で、地形を読み取りながら最適な経路を選ぶことが求められます。そのため、選択力と判断力、さらにそれを実行するための身体能力が不可欠です。丘村さんは、長年トレイルランニングに励んできたことで、身体を動かすことに対する情熱を持っています。
出場の経緯
丘村さんは、約15年前にオリエンテーリングとの出会いを果たし、その魅力に惹かれて挑戦を決意しました。今年5月、静岡県で行われたデフリンピックの日本代表選考会では、見事に3位に入賞し、夢のデフリンピック出場が決定しました。
市役所での報告
この日、丘村さんが市役所に訪れた際、自身の意気込みを語りました。「自分が持つ実力すべてを出し切れるよう頑張ります」と話す彼の言葉は、強い決意を表しています。これに対して濱田市長は、「悔いのないよう頑張ってください。良い結果を残されることを願っております」とエールを送りました。
丘村さんの挑戦は、高槻市にとっても誇りであり、地域一丸となって彼の活躍を応援しています。これからの大会に向けたトレーニングや準備が始まり、丘村さんがどのような成績を残すか大いに期待されます。デフリンピックでの彼の活躍に、全国から注目が集まることでしょう。