甲子園球児の挑戦
2025-07-24 19:39:00

元甲子園球児が挑む希少ガンとの闘いと始球式の感動

魂の約束と勇気の一球



大阪桐蔭高校出身の元甲子園球児、福森大翔(ふくもり・ひろと)さんの物語は、勇気と希望に満ちた感動的な戦いです。彼は、希少な癌「GIST(消化管間質腫瘍)」と診断され、その壮絶な闘病生活を送っています。この病は、わずか10万人に1人の割合で発症する非常に稀なもので、福森さんは26歳でこの病に直面しました。

腹痛による救急搬送でその存在が発覚し、闘病生活が始まります。初めての手術は成功し、彼は体力を取り戻して筋力トレーニングを再開することができました。しかし、2年後に再発…これは誰もが予想していなかった展開でした。

彼を支えたのは、彼の妻、聖欄(せいら)さんです。彼女は二度目の手術を経た福森さんを支え続け、彼との絆を深めていきます。昨年7月にはプロポーズをし、ふたりの愛の強さが感じられる瞬間が訪れるも、運命は厳しく、転移が発覚しステージ4と診断されました。「治せると思っている」という聖欄さんの言葉が、福森さんを支える力となりました。

公開された病状と新たな奮闘



勇気づけられた福森さんは、病状を公表し、クラウドファンディングを開始します。支援を募り、保険適用外の治療に挑戦する決意を固めました。この活動を通じて、彼は再度スポーツの場に立つことを選び、プロ野球の始球式に挑戦します。彼の夢は、京セラドーム大阪でのオリックス戦でボールをホームへ投げることでした。

約束したのは、高校時代の同級生で、現在オリックスの選手・森友哉選手です。ふたりは常に励まし合い、球場で再会の約束を交わしました。福森さんは、「マウンドからホームへボールを届かせる」という目標に向けて、毎日地道に練習に励みます。

すべてを乗せた一球



始球式の日、福森さんは3万人の観衆の注目を浴びます。すべての思いを込めた一球が放たれる瞬間、彼の心は高鳴り、決意を新たにします。果たして、彼のボールは無事にホームへ届くのか…。

始球式を終えた福森さんは、「少しでも多くの人に限界もなく前向きにトライできるという思いを伝えたい」と、次なる戦いに向けて前を向いています。

このドキュメンタリーでは、福森さんの日常や病との戦い、そして始球式に向けた熱い思いが余すところなく描かれています。彼の姿は、多くの人に希望を与えるでしょう。福森さんの物語はこの先も続くのです。

番組情報


この感動のドキュメンタリーは、2025年7月26日(土)午前11時からテレビ大阪で放送されます。放送後はTVerでも視聴可能です。お見逃しなく。


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