家族の愛を描く岸田奈美さんが語る日常の物語
2025年11月22日、神戸で行われる温かなトークイベント、「神戸学校」に著名な作家、岸田奈美さんが登壇します。彼女のデビュー作『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、NHKでのドラマ化も決まり、大きな注目を集めています。岸田さんは、自身の家族との経験を元に、「家族と過ごす毎日が、気づけば物語になった話」というテーマのもと、親しみやすく、ユーモラスな視点で語ることで、聴衆に深く響くメッセージを届けることでしょう。
岸田奈美さんは1991年生まれで、兵庫県の神戸市出身です。幼少期からインターネットに親しみ、多くのクリエイティブな表現をしてきた彼女は、作家活動を始める前に会社員としても働いていました。休職を機に、自身の体験をSNSやnoteでシェアし、その斬新な視点と語り口によって、多くの読者を惹きつけました。彼女の作品は、ダウン症の弟や、歩けなくなったお母さんとの日々が題材です。一見すると重いテーマのように感じられますが、岸田さんが描くその物語は、笑いを交えつつ、深い感動を与えます。このように、普段の生活からの小さなエピソードでも、彼女の手にかかれば、感情豊かな作品に仕上がるのです。
「出来事を笑いに変えながら、生き残れる場所を見つけてきた」と岸田さんは語ります。その言葉が示す通り、彼女の人生の記録には、さまざまな形で人々を励ます力があります。今回の神戸学校では、家族との関係や、彼女の仕事についての知見を提供し、参加者に自分自身の人生を大切に考えるきっかけをもたらします。
神戸学校の概要
このトークイベントは、第339回目となる「神戸学校」であり、阪神・淡路大震災に由来する彼らのメッセージライブシリーズとして1997年から続いています。コンサート、セミナーなど多岐にわたるイベントが行われ、豊かな人生を送るためのさまざまなヒントが提供されています。
岸田さんが登壇するのは、2025年11月22日(土)13:30から。会場はStage Felissimoの1階ホールで、参加費は1,200円。学生や2人以上の申し込みで1,000円、オンライン参加の場合は500円です。売上は、震災遺児の心のケアに寄付されます。
参加方法
興味をお持ちの方は、ぜひこちらのリンクから申し込みをお願いします。
参加方法はこちら。会場の座席は自由席で、オンライン配信も受け付けています。リアルタイムでの視聴はもちろん、見逃した場合でも配信期間中に視聴できるので、遠方の方でも安心です。
まとめ
岸田奈美さんの講演は、家族というテーマを通じて深い感動と共に笑いを提供し、聴衆に新たな視点をもたらす内容となることは間違いありません。このイベントは、ただのトークライブではなく、日常に埋もれがちな物語を思い出し、自分自身の人生を見つめ直す貴重な時間になるでしょう。