空中モータースポーツの最高峰「AIR RACE X」最終戦が迫る
2025年9月、空のモータースポーツ「AIR RACE X」が最終戦を迎えます。シリーズの王者を決めるこの瞬間を、公式YouTubeチャンネルで視聴できることが決まりました。特に今回は関西初の開催地として、大阪の「うめきた」が選ばれています。
シーズンの振り返り
今シーズンは、パトリック・デビッドソン選手(南アフリカ)が開幕戦で勝利。続く第2戦では、日本の室屋義秀選手が逆転優勝を果たしました。さらに、ルーキーのアーロン・デリュー選手が予選で1位を獲得するなど、競技は白熱した展開を見せています。中でも3選手がしのぎを削る姿は、観客を魅了しました。
AR技術を活用した新たな観戦体験
最終戦は、AR(拡張現実)を取り入れた「都市の空のレース」として展開されます。実際のフライトデータを基に、最高時速400kmで飛行する「空飛ぶレース機」を都市空間の中で体験できます。数十メートル上空でのスピード感や、その迫力を直接感じられるのは、このイベントならではの醍醐味です。
観戦イベントの詳細
さらに、決勝が行われる9月6日(土)にはAR観戦イベントが開催されます。大阪の「グラングリーン大阪」や「グランフロント大阪」で、スマートフォンやタブレットを使って現実の都市景観に重ね合わせたレースを楽しむことができます。このイベントは、空中モータースポーツファンにとっても新しい体験となるでしょう。具体的な開催概要は以下の通りです。
開催概要
- - 大会名称: エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース
- - 日程: 2025年9月6日(土)11時~18時(予定)。決勝トーナメントは14時~
- - 開催場所: グラングリーン大阪(うめきた公園)、グランフロント大阪(うめきた広場)
- - 観戦方法: AR観戦(STYLYアプリを使用)、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信
AIR RACE Xとは?
「AIR RACE X」は、世界から集まったパイロットが、最高時速400km、最大12Gという厳しい条件下で技術を競う新しい形式の空中モータースポーツです。その特筆すべきポイントは、最先端のテクノロジーを活用した競技フォーマットです。パイロットたちは世界中の拠点で実際にフライトし、専用センサーにより高精度なデータを計測。これに基づいて都市空間にARで再現されるレースは、全く新しい体験を観客に届けます。
未来を感じる「STYLY」
AR観戦イベントで使用する「STYLY」は、空間レイヤープラットフォームです。XR技術を活用し、観る者に新たな体験を提供します。関西の街並みに広がる空間で、レース機のスピード感を体感できるこのチャンスをお見逃しなく。
まとめ
「AIR RACE X」は、ただのモータースポーツにとどまらず、革新的な技術によって新しい体験を生み出し続けています。最新のテクノロジーで構築される競技システムは、選手と観客に新たな価値を提供し続けています。今年の最終戦、ぜひともその目で新たな興奮を感じてみてください。