2024年4月、待望の新作西部劇『皆殺しに手を貸せ』の日本語吹替版がクラウドファンディングにより制作されることが決定しました。配給・宣伝を手がける「Cinemago」は、日本映画界における西部劇の重要性を再発見し、多くの映画ファンに新たな体験を提供するべく、このプロジェクトを推進しています。
プロジェクトの概要
『皆殺しに手を貸せ』は、マカロニウエスタンとジャッロという二つのジャンルを融合させたユニークな作品です。クラシックな西部劇の雰囲気に、斬新なスリルとスタイリッシュな演出が加わることで、観客を魅了します。近年、日本での洋画公開の機会が限られている中、この作品は西部劇ファンにとっての貴重な体験となることでしょう。
豪華声優陣
吹替版には豪華な声優陣が起用されており、主人公モリー・ペイ役には松本梨香さんが選ばれています。彼女は言わずと知れた「ポケットモンスター」シリーズでも人気を誇る声優です。モリーは亡き夫の無念を晴らすために“皆殺し”の契約を死神と交わす女性であり、この役を通じて彼女の演技力が存分に発揮されます。その他にも、堀内賢雄さん、杉田智和さん、岩崎諒太さんなど、各キャラクターの背景に合わせて個性豊かな声優が揃っており、スリリングな物語を彩ります。
特徴的なクラウドファンディング
このクラウドファンディングは2月27日にスタートし、リターンとして限定特典が用意されています。例えば、3,000円の「モリーを応援する」コースでは手配書のPDFが手に入ります。また、5,000円の「モリーに手を貸す」コースでは、吹替版ダイジェスト映像を視聴する権利や劇場パンフレットがもらえる特典も用意されています。
公開予定と特別イベント
映画は2025年4月11日から全国公開予定であり、ヒューマントラストシネマ渋谷や新宿K’s cinemaなどでの上映が決まっています。特に公開日にあたる4月11日には、オースティン・スネル監督と主演シェリー・リペルさんの来日トークイベントも予定されており、映画ファンとの直接交流の機会も設けられます。
資金の使い道
集まった資金は、吹替版制作費や宣伝費、特別イベントの運営費など、多岐にわたり使用されます。目標金額に達しなかった場合でもプロジェクトは進行し、支援者に対して確実にリターンが提供される「All-in方式」が採用されています。
参加方法
クラウドファンディングは4月30日まで実施中で、詳細は公式サイトや映画公式アカウントをご確認ください。映画『皆殺しに手を貸せ』の日本語吹替版が多くの人々に愛され、再び西部劇の魅力を伝える機会となることを期待しています。