暴動クラブの圧巻ライブ
2025-04-23 18:36:24

ロックの再起を感じさせた暴動クラブの圧巻ライブ in 恵比寿

ロックの再起を感じさせた暴動クラブの圧巻ライブ in 恵比寿



4月22日、恵比寿のリキッドルームで行われた暴動クラブのワンマンライブ「暴動集会・第二回」は、平日にもかかわらず満員のフロアを埋め尽くす若者たちで溢れかえった。そんな彼らの姿からは、現代のロックシーンに新たな風を吹き込む期待感が伝わってきた。

音楽が交差する瞬間



ライブは、伝説の博多のロックバンド「サンハウス」のカバー「LEMON TEA」から始まり、その後90分にわたって続く圧巻のショーが展開された。暴動クラブは、全22曲中8曲がカバーと、オリジナル曲だけでなく他のアーティストへのリスペクトも表現。ビートルズやストーンズ、さらには忌野清志郎にまで及ぶ多様な選曲が観客を魅了する。中でもRCサクセションの「つ・き・あ・い・た・い」や、T.Rexの「20th Century Boy」といったセレクションは、世代を超えた親しみを感じさせる。

カバー曲の中で際立つのは、その選び抜かれたラインナップだ。特に、日本のロックシーンでの不動の人気を誇る「デイドリーム・ビリーバー」に触れることで、観客は一層の一体感を得た。物語のように進行するこのライブは、ただのパフォーマンスではなく、まさに音楽の歴史を感じさせる瞬間でもあった。

オリジナル曲の圧倒的な力



もちろん、オリジナル曲も圧巻で、本編のクライマックスにあたる「ロケッツ」「欲望」「Born to Kill」「止められない」の4連発では、観客の興奮が最高潮に達する。フロア全体が波打ち、ロックの迫力が間違いなく感じられた。最後のアンコールでは「シニカル・ベイビー」が披露され、会場の熱は武道館のような雰囲気に。暴動クラブが一般層に向けてロックンロールを届ける象徴的な瞬間となった。

新曲の驚き



また、この日のライブでは初披露された新曲2曲にも多くの観客が衝撃を受けた。特に、ハードなリズムとメロディが印象的な「LOVE GENERATOR」と、急遽追加されたリズム&ブギ「ダリア」は、これまでにはない新しいロックの感覚をもたらした。これらの楽曲は、すぐにでもリリースが待ち望まれており、ファンからの期待も高まっている。

今後の展望



暴動クラブは、続くイベントとして、ARABAKI ROCK FEST 2025に2年連続での出演が確定している。さらに6月8日からは、RED WARRIORSとのツーマン・ツアーもスタート予定だ。この秋、リキッドルームで体験した夢が正夢になりそうな未来を感じさせる。また、カバーEP「VOODOO SEE,VOODOO DO」の発売も控え、こちらの作品には日本のロック、ポップスのカバーが収録されるとのこと。

この日、リキッドで体験した熱量が、これからの暴動クラブの活動に勇気を与えてくれるに違いない。新たなロックの時代を期待させる彼らの物語は、まだまだ続く。


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