大迫力のステージが魅せる、スクールアイドルの新たな魅力
2025年2月9日から19日まで東京・日本青年館ホールで上演されたのが、スクールアイドルをテーマにした『スクールアイドルミュージカル』の東京公演。今回は、通常の本編に加え、メンバーたちによるライブ演奏で観客を沸かせる「文化祭&後夜祭スペシャル公演」が全7ステージにわたって行われました。
特別な演目がもたらす一体感
文化祭&後夜祭のスペシャル公演では、観客がペンライトやうちわでの応援を楽しむことが可能ということもあり、会場に入った途端、熱気に包まれる光景が広がります。特に、「椿滝桜女学院高等学校文化祭スペシャルステージ」では、ルリカやアンズを中心に、計5曲が披露されました。彼女たちのパフォーマンスに観客たちは一つに結束し、歓声や拍手で応援。スクールアイドルのパワーを実感できる瞬間でした。
バラエティに富んだ後夜祭
続いて後夜祭が幕を開け、力強く可愛らしいユニット曲「今すぐはじめよ!」からスタートし、興奮は最高潮に達します。この曲でのルリカ、トア、ヒカル、マーヤたちのパフォーマンスは、観客を虜にしました。そして、アンズやユキノたちが歌う「応援してね♡」では、心温まる歌声が響き渡り、お客さんたちが手拍子をして応援します。
新曲が続々鮮やかに披露される中、新たに書き下ろされた楽曲たちに目を奪われました。ヒカルとマーヤの息の合ったデュオ曲「ニコイチ」や、アンズのソロ曲「キュンキュンずっと」など、個々のキャラクターに深く根ざした楽曲が続きます。アンズの愛らしい表現に観客は魅了され、新たな魅力を発見することができました。
次に、ヲタ芸や振り付けで盛り上げたのは、ルリカとユズハの「チョコっと大作戦▲」。バレンタインデーをテーマにしたこの楽曲では、可愛さとコミカルさに満ち溢れ、観客の心をわしづかみにした瞬間でした。
観客を惹きつける各メンバーのストーリー
後夜祭ではメンバーそれぞれの個性も存分に発揮されました。3年生のルリカたちは「この先もずっと」で、卒業を控えた想いを歌い上げ、感動を呼び起こしました。続くアンズたち滝桜チームの「夢見ガチガール」では、サプライズの熱エネルギーが会場に充満し、観客は全員の力強いパフォーマンスに声援を贈りました。
アンコールの曲「ゆめの羅針盤」では、全メンバーによるダイナミックなダンスが見られ、会場は大いに盛り上がり、観客たちの熱気が伝わってきました。特に、メンバーが全力でパフォーマンスをする姿には、多くの感動を生み出していました。
大阪公演に向けた情熱
2022年の初演以来、着実に進化を遂げてきた『スクールアイドルミュージカル』は、2025年4月に大阪での公演が控えています。キャストたちによる稽古が進む中、今回の東京公演で培った経験と感動を大阪で伝えたいという情熱が溢れ出していました。西葉瑞希さん(滝沢アンズ役)は、「大阪公演では期待を超えるアンズをお届けします!」と力強く宣言。また、堀内まり菜さん(椿ルリカ役)は、「新しいキャストと共に、進化した『スクミュ』を体感していただきたい」という意気込みを語っていました。
大阪公演ではどのように物語が展開されるか、期待が高まるばかりです。ぜひ劇場で、彼女たちのさらなる成長を見届けに行きましょう。チケットは現在販売中。詳細は公式サイトでチェックしてください。