無声映画の魅力
2025-08-28 17:10:15

日本初公開の貴重無声映画を楽しむ!小宮登美次郎コレクションPART 2

国立映画アーカイブの特別イベント



国立映画アーカイブが、ユネスコ『世界視聴覚遺産の日』を記念して展開する特別上映イベント『発掘された映画たち―小宮登美次郎コレクションPART 2』が、2025年10月4日土曜日に開催されます。このイベントでは、国や時代を超えた貴重な無声映画の数々が一堂に会し、映画の保存と鑑賞の重要性を再確認できる貴重な機会となっています。

小宮登美次郎コレクションとは?



小宮登美次郎コレクションは、1990年に国立映画アーカイブに寄贈されたもので、特にヨーロッパの無声映画が主体です。今回は、そのコレクションから初めて日本で上映される16本の未公開作品がキャスティングされます。1930年代までの懐かしい映画の数々を観ることで、当時の映画技術と文化を垣間見ることができます。

特に注目したい見どころ



今回の上映プログラムは2つに分かれています。まずは【Aプログラム】として、未公開作品の中から世界初公開となる8本が上映されます。さらに【Bプログラム】には、2021年のチネマ・リトロバート映画祭での上映から厳選された作品が組まれています。すべて日本初登場となるため、映画ファンにとって見逃せない機会です。

特に、世界で唯一の現存や最良の35mmプリントを含む10本が上映され、映画保存のリスクと重要性も体感できる内容になっています。
また、パリやローマ、ベルリンなどの著名監督や俳優の作品も登場。無声映画の巨星たちによる作品は、文献でしか知られていない映像を直接体験できる貴重なチャンスです。

上映される作品の多様性



上映作品の中には、トリック映画や喜劇、活劇、人間ドラマなど、バラエティに富んだジャンルが揃っています。全作品に日本語字幕と柳下美恵によるピアノ伴奏がつくので、より楽しみながら観賞できます。特に、以下の作品は印象に残ることでしょう。

  • - 神様の仲立:トリックを駆使した魔法映画。
  • - 熊狩り:イタリアの初期喜劇映画。
  • - 再び海の彼方へ:失われた部分が多いにも関わらず、演出の巧みさが際立つ作品。

チケット情報とイベントの詳細



イベントは国立映画アーカイブの長瀬記念ホールOZUで開催されます。一般料金は1,050円、高校生・大学生は840円、65歳以上は840円、子供は600円となっています。チケットは、ご希望の上映回の15分前までオンラインで販売されますので、早めの購入をお勧めします。定員は各回299席で、当日は混雑が予想されるため、早めの来場を推奨します。

企画名:ユネスコ『世界視聴覚遺産の日』記念特別イベント発掘された映画たち―小宮登美次郎コレクションPART 2
日時:2025年10月4日(土)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

国立映画アーカイブの『発掘された映画たち―小宮登美次郎コレクションPART 2』で、映画の歴史を体感し、その魅力を再発見してみませんか?無声映画の美しい映像と心温まるストーリーが、皆さんを待っています!


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