「100マイルアドベンチャー」について
ホンダアクセスが支援する「100マイルアドベンチャー」は、北極冒険家荻田泰永氏が主催し、全国の小学6年生を対象にした特別なプロジェクトです。この活動は、子供たちが共に力を合わせて大自然の中を100マイル(約160km)以上の距離を踏破するもので、今年で14回目を迎えます。ホンダアクセスは2017年からこのプロジェクトに参画し、サポートカーとしてHonda車の「STEP WGN SPADA」と「STEP WGN Modulo X」を提供しています。
冒険の背後にある理念
荻田氏が「100マイルアドベンチャー」の構想を練った理由は、彼自身の北極での冒険体験から来ています。彼は、「知らない世界を知ることの感動」や「小さな一歩を踏み出すことで大きなゴールにたどり着く喜び」を子供たちに感じてもらいたいと考えています。このプロジェクトでは、参加するのは毎年小学6年生とはっきりと限定されています。その理由は「リピーターを作らない」ことにあります。リピーターがいると、既存の子供たちと新たに参加する子供たちとの間で緊張感が薄れ、特別な体験をする機会が減ってしまうのです。
幼少期の貴重な経験
少人数で行うこの旅は、子供たちが長い時間かけて同じ目標に向かって歩くことで、家族のような絆が生まれます。普段の生活では経験できない「歩く」「生活する」「進む」という行為が、彼らにとっての貴重なアクティビティになっているのです。荒々しい大自然の中、予定調和のない経験を通じて成功体験を積むことで、彼らは再び自分の生活に戻った時に自信を持つことができるのです。
冒険のルートと計画
2023年には、神戸をスタートし日本海の鳥取砂丘がゴールとなる約200kmを12日間かけて踏破します。この旅では、子供たちは自分の着るものや生活用品を自ら持ちながら進みます。テントや食料などの重たい荷物を運ぶことは、彼らにとって大きな挑戦ですが、同時に成長の機会でもあります。このプロジェクトを通じて、ホンダは総力を挙げて子供たちの冒険を支援し、何かあった時にはすぐに対応できるように2台のSTEP WGNがサポートを行います。
荻田泰永さんのプロフィール
荻田泰永さんは1977年に生まれ、日本の北極冒険家として知られています。彼はカナダやグリーンランド、北極海を中心に単独で徒歩冒険を行っており、2000年から2019年までに16回の北極行を経験しています。特に2018年には南極点に無補給で単独到達した日本人初の冒険家でもあります。
結び
「100マイルアドベンチャー」は、子供たちにとっての思い出だけでなく、彼らの成長のための貴重な経験を提供しています。このプロジェクトを通じて、ホンダは毎年新たな世代の冒険心を育んでいます。詳しくは
公式サイトを訪れてみてください。