ジェフユナイテッド市原・千葉の新ユニフォーム発表
2026シーズンを見据えたジェフユナイテッド市原・千葉の新しいユニフォームが11月12日に千葉市役所で華々しく発表されました。デンマークのスポーツブランドヒュンメルが手掛けるこのユニフォームは、千葉開府900年という特別な歴史的背景を持つ意義深いデザインです。
千葉の歴史を感じるデザイン
今回のユニフォームは、1126年に千葉という名が初めて使われたことを記念し、千葉氏の中興の祖である千葉常胤をテーマにしています。「900年の時を超えて、千葉常胤の放つ矢が今ジェフユナイテッドに宿る」というコンセプトのもと、千葉常胤が騎乗する姿がモチーフとなっています。デザインの中には、ダイアゴナルラインが使われており、これが「千葉常胤の放った矢の軌跡」を表現。また、このラインは過去と未来を繋げる象徴でもあります。
ユニフォームの胸中央には「千葉開府900年」の記念ロゴ、腹部には千葉常胤彫像のシルエットが大胆にあしらわれており、千葉という土地に誇りを持つ特別なデザインが際立っています。ジェフユナイテッドアンセムにも共鳴しており、クラブのエンブレムを世界に輝かせるという理念がダイレクトに反映されています。
ホームタウンへの深い愛
新ユニフォームのデザインには、千葉市へのリスペクトが詰め込まれています。例えば、肩から脇にかけての切り返し部分やパンツの裾は、千葉氏の月星の紋章をモチーフにし、勝利を呼ぶ縁起の良いデザインに仕上げられています。その柔らかなカーブは、ホームタウンの象徴として特別な意味を持つものです。
さらに、襟内側部分には千葉開府900年ロゴや千葉常胤彫像が施され、サポーターを象徴する「12番」を加えて、地域と共に成長する気持ちが込められています。右袖には千葉氏の薬箱を参考にしたデザインが施され、千葉市との深いつながりとホームタウンへの敬意を表しています。
2ndユニフォームの魅力
セカンドユニフォームは「千の葉」をモチーフにしています。千葉の名称由来にちなんでおり、千葉市の特徴的な「ケヤキの葉」がデザインに反映されています。ダイアゴナルライン上に散りばめられたこの「千の葉」は、千葉の長い歴史と多くの人々の想いを3色のジェフカラーで表現しています。
ユニフォームの展示会
この特別なユニフォームは、11月29日にフクダ電子アリーナで開催される明治安田J2リーグ第38節のFC今治戦に合わせて展示される予定です。サポーターやファンの皆さんはぜひ足を運んで、実際のユニフォームの魅力を感じてみてください。
ジェフユナイテッド市原・千葉について
ジェフユナイテッド市原・千葉は、1946年に創部された長い歴史を持つクラブで、サッカーJ2リーグに所属しています。Jリーグ開幕時より加盟しており、クラブの理念「フットボールの力で心をつなぎ セカイに彩りを」を胸に、地域に密着した活動を行っています。千葉という土地で育まれたこのクラブは、サポーターとの絆を大切にし、共に成長していく姿勢を常に持ち続けています。
ヒュンメルについて
ヒュンメルは1923年に誕生し、世界初のスタッド付きフットボールブーツを開発したデンマークのスポーツブランドです。現在も「スポーツを通して世界を変える」というビジョンを掲げ、革新的な展開を続けています。ジェフユナイテッド市原・千葉とのコラボレーションも、その挑戦の一環として注目されています。
新ユニフォームによって、千葉の誇りを胸に戦うジェフユナイテッド市原・千葉の姿が楽しみです。