持続可能性と安全性を兼ね備えた新しい角材「CRANE PADS」が登場！

新たに発売された「CRANE PADS」は、持続可能性と安全性を重視した角材です。この製品は、クレーン作業の現場で必要とされる荷重分散のニーズに応えるために開発され、高品質なポリエチレン素材を使用しています。これにより、従来品よりも軽く、持ち運びやすいのが魅力です。

従来品との違い

これまで現場で使われてきたアルミ製や木製の製品と比較すると、「CRANE PADS」は耐久性が抜群で、紫外線による劣化がなく、長期間再利用可能です。欧米ではすでに10年前からこの素材にシフトしており、クレーンや車両整備、プラントメンテナンスなど様々な用途に使われています。

特に、ポリエチレン100%素材の樹脂製品は、腐食に強く、寿命が長いため、これまでは2〜3年で廃棄されていた木製角材や枕木に代わる存在となるでしょう。日本国内の試験機関で耐荷重テストも行われており、安全性も証明されています。

現場の声から生まれる製品

この革新的な角材は、現場からのリクエストを受けて製品化されました。「クレーンのアウトリガーに使っている敷板と同じ素材で枕木も作れないの？」という意見が、樹脂製角材の開発のきっかけでした。この質問を受けた開発チームは、クレーン作業の現場を観察し、木製枕木の利用方法を学びました。

実際の作業現場では、使用済みの中古枕木がクレーン部材の架台やかさ上げに使われていることがわかりました。しかし、木材の弱点として経年劣化やひび割れがあり、短期間で廃棄されてしまうのが課題です。そこで、新たに登場したポリエチレン製の枕木は、この問題を解決するために開発されました。

さらなる改良と展望

初回の製品投入後も、使用者からのフィードバックを元に改良が進められました。特に、「滑らない枕木を作ってほしい」というリクエストに応えるため、第二弾の製品では溝の方向を工夫し、2段重ねても滑りにくい設計が施されています。この工夫が多くの現場で好評を得ており、初回輸入分はすでに在庫切れの懸念が出るほどの人気です。

当社は今後も、お客様からの意見を取り入れ、新たな製品の開発に努めていきます。そして、「こんなものが欲しかった」という声を反映した製品を通じて、作業現場の快適さを追求します。夜間作業での視認性向上を目指し、黄色の枕木の開発も進めているところです。