K2 Picturesの挑戦
2025-12-05 17:50:21

新たな映画製作を目指すK2 Picturesの挑戦と未来

新たな映画製作を目指すK2 Picturesの挑戦と未来



映画製作の新しい形を模索する株式会社K2 Pictures(東京都目黒区)が運営する「K2P Film Fund Ⅰ」が、2026年1月末をもって出資募集を終了することを発表しました。このファンドは「日本映画の新しい生態系の創出」をテーマに掲げ、カンヌ映画祭の地でその活動をスタートさせました。

2024年5月のフランス・カンヌでの立ち上げ以降、本ファンドは資金調達をしながら、才能あるクリエイターとのコラボレーションを進め、ユニークな映画製作を行っています。特に注目されるのは、12月3日発表の映画監督・是枝裕和がメガホンを取った漫画家・藤本タツキの名作『ルックバック』の実写映画化です。この作品の公開は2026年を予定しており、多くの映画ファンから期待が寄せられています。

さらに、2026年2月6日に公開予定の映画『禍禍女』は、芸人・ゆりやんレトリィバァが初の映画監督に挑戦し、脚本は内藤瑛亮が手掛けています。出演者には南沙良、前田旺志郎らが名を連ねており、これもまた多くの注目を集めています。公式サイトへのリンクもあり、多くの情報が得られるでしょう。

本ファンドは、すでに3作品の撮影を終えており、完成作業が進行中です。また、来春には新たな2作品の撮影準備も進めているとの情報があります。すでに7作品がラインアップに上がっており、映画製作への意欲が感じられます。

資金調達の面でも、K2P Film Fund Ⅰは着実に成果を上げています。2023年11月28日には、日本政策投資銀行から5億円の出資を受けることが発表されました。また、三菱UFJ銀行などの大手投資家が参画しており、株式会社バンダイからの出資も受けています。これによって、本ファンドが目指す映画製作の新しいスタイルに、大きな期待が寄せられている状況です。

最初の予定では2025年内に投資を締め切る予定でしたが、新たな問い合わせが多数寄せられていることを受け、ファイナルクローズを2026年の1月末に変更する運びとなりました。残りわずかな期間ですが、新しい映画製作のビジョンを実現すべく、さらに邁進していく姿勢が伺えます。

今後も目が離せないK2 PicturesとK2P Film Fund Ⅰの活動から、目が離せません。新たな映画の形をお楽しみに!

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