第20回難民映画祭2025がやってくる!
10月7日(水)、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会が主催する「第20回難民映画祭2025」の申込受付が開始されました。本映画祭は、2025年11月6日(木)から12月7日(日)までの間、オンラインおよび一部の劇場で開催され、世界中の困難を超えて生き抜く難民たちの力強い姿を描いた珠玉の映画9作品が上映されます。 本映画祭は2006年に日本初の難民をテーマにした映画祭としてスタートし、今年で20周年を迎えます。
上映作品
今年の描かれる9作品は、すべて難民や彼らの背景を持つ人々の物語です。日本初公開となる作品が多数含まれており、観客は彼らの奮闘や日常、友情、希望を見つめることができます。
1. ハルツーム (日本初公開)
命がけで戦火を逃れた5人の声を描いたドキュメンタリー。スーダンの現地での日常と戦争の狭間での彼らの生き様が映し出されます。
2. 見えない空の下で (日本初公開)
ウクライナの暗い地下鉄駅で暮らす12歳の少年と11歳の少女の友情を描く、希望と喪失の物語。
3. アナザー・プレイス (日本初公開)
EUに逃れた3人の難民が、自身の新しい居場所を求める葛藤と成長を描くドキュメンタリー。
4. 希望と不安のはざまで (日本初公開)
シリアの独裁終焉の瞬間に焦点を当て、不安と期待に揺れる国民の声が描かれています。
5. バーバリアン狂騒曲 (日本初公開)
ウクライナ難民がブルターニュの村に到着し、住民との交流を通じたユーモア溢れる物語。
6. ラジオ・ダダーブ
ケニアの難民キャンプから発信される人々の声を聴く、気候変動に苦しむ人々の現実を伝えるドキュメンタリー。
7. あの海を越えて
海難事故の救助者たちとの友情を描き、命の尊さが浮き彫りにされる作品。
8. カブール・ビューティー
タリバン政権下での美しさを求める2人の親友のサロン生活の葛藤が描かれます。
9. ぼくの名前はラワン
耳が聞こえない少年の成長と自己表現の journeyを描く感動的な作品。
参加方法
参加の申し込みは公式ウェブサイトにて受け付けています。特に今年は若者が参加しやすいように、無料鑑賞のオプションも設けられました。申込みは定員に達し次第締め切りますので、早めの申し込みをお勧めします。
まとめ
「難民映画祭」は、彼らの物語を通じて私たちに生きる希望や理解を深める貴重な機会を提供してくれます。この映画祭を通じて、私たちも彼らの力を感じ、支援の一歩を踏み出しましょう。私たちが共に生きる時代の現実を知り、どう向き合うか—そのヒントを映画の中から見つけ出すことができるかもしれません。2025年の難民映画祭にぜひご参加ください!