魅力的な海を守る技術を搭載したダイブコンピューター
ダイビング愛好者やこれから挑戦しようと考えている方々に嬉しいニュースが飛び込んできました。アメリカのガーミンジャパン株式会社が、2月17日(月)に新たなダイブコンピューター『Descent G2(ディセント ジーツー)』を発売します。このコンピューターは、廃棄された漁網から再生したリサイクル海洋プラスチックを使用しており、環境保護とダイビングの安全性を両立しています。
機能性とデザインの融合
「Descent」シリーズは、ダイバーに必要なリアルタイムデータの計測や分析、多彩なサポート機能を兼ね備えた腕時計型のダイビング用コンピューターです。新モデル『Descent G2』は、ライトユーザーからプロダイバーまで、幅広いニーズに応える仕様となっています。反射防止加工が施された高輝度1.2インチAMOLEDディスプレイを採用し、水中でも優れた視認性を実現。しかも、デカ文字モードを搭載し、重要な情報が一目で分かるようになっています。また、グローブを着用していても操作しやすいインタラクティブなボタンと、陸上ではタッチパネルとしても使えるデュアルインターフェースを採用しています。
ダイビング支援機能が充実
ダイビングに必要なモードは、単一ガスやマルチガス、アプネア、スピアなどの6つから選ぶことができ、GPS機能も搭載されています。これにより、潜水の開始位置と終了位置を自動記録し、帰り道をナビゲートする機能も完備。水中では電子コンパスを使い、進行方向を設定しつつ潜ることができるため、特定のポイントへも難なく到達できます。また、ビュールマンZHL-16cグラディエントファクターアルゴリズムに基づく最適な浮上指示を行い、検知された危険を音や振動で知らせてくれるので、安心してダイビングに集中できます。
新機能の「ダイブレディネス」
さらに注目すべきは「ダイブレディネス」機能。睡眠や運動、ストレス、時差ボケといった生活習慣が身体に与える影響を数値化し、ダイビングへの準備状態を示してくれます。これにより、特に海外旅行先でのダイビングをより安全に楽しむことができるでしょう。また、プールでのダイビングトレーニングをサポートする「プールアプネアモード」も新たに追加され、様々なフェーズに分かれたトレーニングが可能になります。
スポーツや生活での活用
『Descent G2』はダイビングだけでなく、日常生活やスポーツにも役立つ機能が充実しています。ランニングやサイクリング、スキー、登山など、80種類以上のアクティビティをサポートし、VO2 Maxなどのトレーニング効果を深く理解する手助けをしてくれます。また、心拍数やストレスレベル、睡眠の質を可視化するGarmin独自のBody Battery機能を搭載し、女性向けの健康管理機能も充実しています。
環境保護にも寄与
Garminは、海洋プラスチック汚染への懸念を踏まえ、特に廃棄漁網の再利用に積極的に取り組んでいます。今回の新モデル『Descent G2』は、プラスチックを最小限に抑えたパッケージを採用するなど、環境にも配慮された設計が施されています。
まとめ
新しい『Descent G2』は、ただのダイブコンピューターではなく、海を愛する全ての人々に向けた、環境保護とダイビングの両方を実現するべく設計された製品です。この素晴らしい機能とデザインを持つコンピューターを手に、皆さんも安全で楽しいダイビングライフを始めてみませんか。