emoleがショートドラマアプリ「BUMP」の資金調達を実施！新たなエンタメ市場を切り開く

emoleが「BUMP」資金調達を実施

2023年、新しいショートドラマ市場が注目されるなか、emole株式会社（東京都目黒区）が運営するショートドラマアプリ「BUMP」が大きなステップを踏み出しました。これまでの累計調達額が11.6億円に達し、今後のコンテンツ拡充に向けた強固な基盤を築いています。この資金調達は、Angel Bridgeをリード投資家とし、電通ベンチャーズや博報堂DYベンチャーズ、セガサミーホールディングスなど、著名な投資家からのサポートも受け、話題を呼んでいます。

ショートドラマの新しい潮流

「BUMP」は、2022年12月にリリースされ、わずか2年で累計190万ダウンロードを達成しました。特にSNSでの総再生数が25億回を突破するなど、若者を中心に広く支持されています。ショートドラマは、スマートフォン世代にとって理想的なエンターテインメントであり、隙間時間を利用した新しい視聴習慣を生み出しています。emoleはこの流れを受けてさらにコンテンツを強化し、ジャンルの拡張を計画しています。

資金調達の目的

今回の資金を基に、emoleはショートドラマ制作ラインの拡張やアプリの改善、組織体制の強化を加速させます。この動きは、電通ベンチャーズや博報堂DYベンチャーズ、セガサミーホールディングスと連携した事業面での新たな機会を広げるものです。また、これらの協力を通じて、より多様なコンテンツの供給を目指します。

投資家の期待

各投資家からは、emoleと「BUMP」に対する強い期待が寄せられています。電通ベンチャーズの若松征剛氏は、emoleが世界的なショートドラマ市場において新たな文化を創り出すことに期待を寄せ、「感性と科学のバランス」を評価しています。また、博報堂DYベンチャーズの漆山乃介氏は、emoleが提供するプラットフォームが新しいコンテンツフォーマットを生み出す要素になっていると述べています。

セガサミーホールディングスの下東尚皓氏は、短尺のコンテンツ形態が現代のエンタメ市場における重要な位置を占めているとし、emoleの目指すクリエイター還元の理念を支持しています。また、Angel Bridgeや千葉道場ファンドなどからも高く評価され、emoleのクリエイターを重視した姿勢が引き続き強調されています。

未来への挑戦

emoleのCEO澤村直道は、今回の資金調達が更なる成長の第一歩であり、クリエイターが報われる社会の実現に向けた道筋を描いています。市場が急速に拡大する中で、emoleは「創造で挑戦できる世界」というビジョンを掲げ、ショートドラマという新たなエンターテイメントのスタンダードを目指していきます。

知識・技術力の強化

さらに、emoleは積極的に人材を募集しています。ショートドラマプロデューサーやプロダクトマネージャー、広報など多彩なポジションで新しい仲間を探しています。詳細は公式サイトをチェックしてください。

新しいエンタメの形「BUMP」が未来のメディアシーンをどう変えていくのか、これからの展開に注目です。