合唱プロジェクト認定
2025-07-16 16:28:16

谷川俊太郎を偲ぶ合唱プロジェクトが「This is MECENAT」に認定!

谷川俊太郎を偲ぶ合唱プロジェクトが受けた栄誉



詩人の谷川俊太郎さんをしのぶ合唱プロジェクト「どこからか言葉が」が、この度「This is MECENAT」として認定されました。このプロジェクトは、株式会社朝日新聞社と一般社団法人全日本合唱連盟の協力によって運営されており、谷川俊太郎さんの作品を合唱にするという試みが、公益社団法人企業メセナ協議会による活動認定を受けたという喜ばしい知らせです。

「This is MECENAT」とは、企業などの芸術文化振興活動を評価する制度で、2014年に設立されたものです。この認定を受けることで、多様なメセナ活動の社会的意義が示され、文化の振興に対する理解が深まります。

このプロジェクトは、先月11月に谷川俊太郎さんが亡くなったことがきっかけで立ち上がりました。谷川さんの詩をもとにした合唱曲が数多く制作されており、それらを再度合唱の形で表現することは、彼の業績を振り返る絶好の機会です。2016年から続く連載「どこからか言葉が」で提供された作品から、選ばれた詩に基づいて人気作曲家たちが新しく曲を作っています。

多彩な合唱団が出場



このプロジェクトのメインイベントとして、2026年3月22日に東京・文京シビックホールで行われるコンサートが計画されています。コンサートでは、児童合唱団を含む多様な合唱団が参加し、谷川さんの合唱曲を楽しんでいただける内容になる予定です。来場者が一緒に歌える時間も設ける予定で、参加者がより一体感を持ちながら谷川さんの作品に親しむ機会が用意されることとなっています。

新たに書き下ろされる合唱曲は、混声合唱用が新実徳英さんと信長貴富さん、男声合唱用が木下牧子さん、女声合唱用は瑞慶覧尚子さんと面川倫一さん、そして児童合唱用が松本望さんによって制作されます。これらの作品は、9月末までに完成され、来年3月のコンサートで初演を迎えることになります。

また、谷川さんの長男である賢作さんによる詩の朗読や、谷川さんの業績を振り返る企画も盛り込まれており、このコンサートは単なる音楽イベントにとどまらず、文化的な追悼と未来への希望が込められた場となることを目指しています。

チケット情報と今後の展開



コンサートの詳細やチケットの販売に関する情報は、随時朝日新聞の紙面やデジタル版でお知らせしていく予定です。この機会に、谷川俊太郎さんの作品を再評価し、彼の遺したものを後世に伝えることができるよう、ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと考えています。

谷川俊太郎さんの素晴らしい言葉と音楽が融合した、心を打つ合唱プロジェクト。このプロジェクトが持つ意味は、単なる追悼に留まらず、未来への希望をつなげていくものです。ぜひ、多くの方にその一部となっていただき、谷川さんの芸術を感じ、自らの心を豊かにする時間を持っていただきたいと思います。


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