物流の電動化推進
2026-02-25 15:51:41

物流分野における電動化推進の新たな挑戦と実証プロジェクト

物流分野における電動化推進の新たな挑戦



株式会社REXEVとロジスティード株式会社は、環境への配慮から物流における電動化を積極的に進めるための実証プロジェクトを開始しました。この取り組みでは、REXEVが持つエネルギーマネジメント技術とロジスティードの輸配送オペレーションを掛け合わせ、EVトラックの導入による電力利用の最適化と運用効率の向上を目指します。

実証の背景と目的



近年、物流は経済と社会の基盤を支える重要なインフラである一方で、国内のCO2排出量の約20%を占める要因ともなっています。特にトラック輸送はエネルギー消費が高く、環境負荷を軽減するための対策が急務です。また、「物流の2024年問題」とも呼ばれるドライバー不足や時間外労働規制の影響もあり、輸送効率の向上が求められています。この実証プロジェクトでは、EVトラックの効果的な運用を検証し、エネルギー利用の最適化とコスト削減を実現することを目的としています。

各社の役割と期待される成果



このプロジェクトでは、ロジスティードが長年の輸配送オペレーションの経験を生かし、EVトラックの導入と実運用面での検証を行います。具体的には、ディーゼル車と同等の配送品質を維持しながら運用課題を抽出することが求められます。一方、REXEVはEVをエネルギーリソースとして活用し、以下の取り組みを行います:
  • - ピーク電力の監視と制御による基本料金の最小化
  • - 運行計画と電力市場価格との連携による充電制御の最適化
  • - 配送時間外のEVトラックの蓄電池利用による需給調整市場への参加の可能性検証

これにより、EVトラック導入による運用効率の向上とコスト削減が期待されています。また、本実証には三菱商事がパートナーとして参画し、エネルギーと車両のデータを多角的に分析し、経済性の検証を行う予定です。

実証概要



この実証プロジェクトは、2026年2月から2027年3月まで、大阪市内の流通業向け店舗配送センターで行われます。急速充電器を使用し、エネルギーマネジメントシステムと連携した制御を行う予定です。特に、OCPP(Open Charge Point Protocol)を採用することで、充電器メーカーに依存しない柔軟な機器接続を実現します。これにより、コストを最適化しつつ、ディーゼル車と同等の配送品質を保つ方法を模索していきます。

今後の展望



REXEVとロジスティードは、この実証を通じて得た結果を基に、物流現場で実用可能なEVトラック導入モデルを確立し、さらなる電動化と脱炭素化の推進に努めていく予定です。両社は、それぞれの技術と知見を最大限に活かし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを広げていくことでしょう。今後の動向に注目が集まります。


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