映画史展示会
2025-01-31 12:21:20

日本映画の魅力を探る!新東宝と近代映画協会の軌跡

日本映画の魅力を探る!展示会のご案内



映画ファンの皆さんに朗報です。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、2025年2月22日から3月2日まで、調布市文化会館たづくりにて「日本映画史探検! 《新東宝/国際放映》と《近代映画協会》の歩み」と題した無料展示会を開催します。この展覧会では、日本映画の歴史の中で特に重要な役割を果たした新東宝、国際放映、近代映画協会に焦点を当て、多岐にわたる映画資料を展示する予定です。

日本映画を支えた重要な3社


新東宝は昭和末期から日本映画界に多大な影響を与えた制作会社で、数多くの名作を世に送り出しました。国際放映は、新東宝の後継として数多くのテレビドラマを制作し、観るも楽しませてきました。また、近代映画協会は、戦後の混乱期に社会派作品や人間像を描いた作品を多く発表し、日本映画に新たな風を吹き込みました。これらの企業は、それぞれ特有のスタイルとテーマで日本の映画界に寄与し続けています。

多彩な展示内容


本展示会では、様々な資料を通じてこれらの企業の歴史を知ることができます。たとえば、新東宝が制作した映画『煙突の見える場所』のベルリン映画祭受賞時の賞状、石井輝男監督や山際永三監督の旧蔵脚本、また『裸の島』がモスクワ国際映画祭で受賞した際のトロフィーなど、貴重なアイテムが惜しみなく展示されます。他にも、新藤兼人の未映画化脚本「ヒロシマ」の直筆原稿や、大映特撮作品で使用された機材も見逃せません。

映画の未来のために


この展示は、国立映画アーカイブの「令和6年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環です。VIPOは、文化庁の事業を受けて、アーカイブ資料の保存や活用方法を研究しています。映画の歴史を振り返ることで、次世代にその価値をどう伝え、未来に引き継いでいくかを探求しています。

開催概要


  • - 日時: 2025年2月22日(土)~3月2日(日)、毎日10:00~19:00
  • - 会場: 調布市文化会館たづくり 2階北ギャラリー
  • - 料金: 入場無料
  • - 主催: 国立映画アーカイブ
  • - 運営: 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

興味のある方はぜひ足を運び、日本映画の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。映画の魅力を再発見する貴重なチャンスをお見逃しなく!


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