映画×食×ワインの催し
2026-02-26 10:57:06

映画と食、ワインが響き合う特別な夜 「ショートフィルムペアリングレストラン」レポート

映画と食、ワインが響き合う特別な夜



イベント概要


株式会社ビジュアルボイスが運営するショートフィルム専門オンラインシアター「BSSTO」の8周年を記念して開催されたイベント「Future Stories on the Table ~ショートフィルム・ペアリング・レストラン~」。この夜は、五感で物語を感じる新しい体験が待っていました。会場は東京・八重洲のイノベーティブ・キッチン「8go」。ミシュラン一つ星を持つ野田達也シェフと、サステナブルなワイン造りで知られるトーレスのジル・セラ氏、そして映画コメンテーターのLiLiCoさんが登壇し、ユニークな食事とショートフィルムの組み合わせを楽しむ時間が設けられました。

第1部: 失われた光と再生の物語


イベントは、太陽の光を失った世界を描くショートフィルム『日の光に包まれて』からスタート。LiLiCoさんはこの作品のメッセージに強く心を打たれ、その中に密やかな問いかけを感じ取りました。テーマに合わせて提供されたのは、野田シェフによる「大都市のシーザーサラダ」。使用されたのは水光栽培のレタスや野菜の端材を活用した料理で、再生可能な素材の力強さを実感できる一皿でした。そのサラダに寄り添うワインは、トーレス社の「サングレ・デ・トロ・ブランコ」で、トンネルのように出現するフローラルな鼻腔に広がり、料理との必然的な相性を示しました。参加者たちは、「サルー!」の声と共に、この新しい体験に酔いしれました。

第2部: 野生との共存と古来品種


続いて上映されたのはカナダのドキュメンタリー『Nuisance Bear(迷惑なクマ)』。人間と動物の共存の問題をテーマにしたこの作品に関連する料理は、NTTがアグリテックを用いて育てた椎茸を使用した「椎茸の一口グラタン」。LiLiCoさんは、この素材の味の濃縮感に感銘を受け、食材の選び方が循環へとつながる重要性を深く考えさせられました。それにペアリングされたワインは、トーレス社の「クロ・アンセストラル」。冷やすことで際立つ味わいが、料理とのバランスを見事に演出しました。

第3部: 海の神秘とゴミから生まれる価値


最後に上映されたのは、海洋生物のアニメーション『Hybrids(ハイブリッド)』。LiLiCoさんは、海の美しさとその裏に潜む環境問題について鋭い視点を述べました。料理には、キャビア採取後に廃棄される魚を用いた「森のチョウザメ」が提供され、その背後にあるフードロスへのメッセージが深く伝わりました。ワインは「ヴィーニャ・エスメラルダ」。エメラルド色を放つこのワインには、料理との絶妙な相性が求められ、参加者に楽しさをもたらしました。

終幕: 一期一会の「ゴミのスープ」と未来への展望


イベントは、8goの名物「ゴミのスープ」で締めくくられました。これは、野菜の切れ端を活かしたスープで、材料の価値を再認識させる一品です。若い世代に向けたメッセージとして、何を選ぶかが未来を変えていくのだという強い語りかけがありました。LiLiCoさんの「今日が未来を考えるきっかけになれば」という言葉が印象に残りました。

このイベントは、映画、食事、ワインそれぞれが織りなす関係性から新たな視点を得る機会となり、参加者にとって忘れられない夜となりました。

詳細については、こちら


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