夢のジブリコンサート
2025-07-17 23:22:31

久石譲とロイヤルフィルによるジブリフィルムコンサートが東京ドームで熱狂のクライマックス

久石譲とロイヤルフィルによる夢の共演



2023年7月16日と17日の両日、東京ドームにて開催された「スタジオジブリ フィルムコンサート」は、世界中のファンを魅了する日本の作曲家・久石譲による音楽の祭典でした。この公演は、久石譲が指揮を執るイギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)との共演であり、宮﨑駿監督の代表作から最新作まで、全11作品の名曲が一堂に披露されました。

このコンサートのチケットは完売し、驚異的な118万枚のオーダーを記録。観客は東京ドームの13万人のキャパシティを超え、音楽の魔法に包まれました。

指揮と演奏の見事な融合



コンサートの幕が開けると、久石が最初に手掛けた『風の谷のナウシカ』に続いて、彼は指揮者とピアニストという二役をこなしました。この独特のスタイルでRPOを引き連れ、東京混声合唱団やブルックリン・ユース・コーラスの歌声が響きわたり、初めから観客をその世界に引き込みました。

迫力満点のパフォーマンス



次に演奏された『魔女の宅急便』では、映像の編集と音楽が絶妙に組み合わさり、物語の感情がよみがえってきました。続く『もののけ姫』のメインテーマでは、英・ガーディアン紙が称賛したソプラノ歌手エラ・テイラーの透き通る歌声が、神聖な太鼓の音と混ざり合い、観客の心をつかみます。さらに『風立ちぬ』では、マンドリン奏者マリー・ビュルーとの息の合った演奏が光り、『崖の上のポニョ』ではコーラスが圧倒的な存在感を示しました。

特に印象的だったのは、自衛隊の約200人によるマーチングバンドとの共演でした。『天空の城のラピュタ』の演奏が進む中、アリーナを行進する姿は壮観で、観客からの拍手が鳴り響きました。このコラボレーションは、まさに特別なものとなり、コンサート全体のクライマックスを作り上げました。

最後の感動的なフィナーレ



コンサートの最後を飾ったのは、『となりのトトロ』。麻衣さんとエラ・テイラーの声が重なり合う中、合唱団も加わり、感動の主題歌が歌い上げられると、会場は一体となり歓声が高まりました。その後、久石が即興で演奏した最新作『君たちはどう生きるか』のメインテーマ「Ask Me Why」は、特別なバージョンが披露され、観客の熱気が冷めやらないまま閉幕。しかし、この公演は東京ドームでの初めてのオーケストラコンサートであり、久石譲が音楽史に新たな1ページを刻む瞬間となりました。

この特別なイベントが、多くの人々に深い感動と思い出を残したことは間違いありません。次回の公演への期待が高まる中、再びジブリ音楽の魔法にかかる日を待ち望んでいます。


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