TOKYO FMの人気番組『Dream HEART』が、土曜の深夜に届ける特別なひととき。2025年3月1日と8日の放送では、創価大学駅伝部の榎木和貴監督と吉田響選手がゲストとして登場する。10年という歳月を経て、今年の箱根駅伝では総合7位という素晴らしい成績を収め、6年連続のシード権を保持するなど、その活躍ぶりは目を見張るものがある。特に、吉田選手が花の2区で記録した日本人歴代1位の快挙は、これまでの努力と情熱の結晶とも言える。
番組では、二人はそれぞれ感じた思いを語った。吉田選手は、「楽しんで走ることができました。日本人最高は嬉しかったです」と満足の表情を見せる。一方、榎木監督は「就任当初はここまで連続シードとは思っていなかったのですが、学生たちが本当に頑張ってくれました。」と、自身の思いを振り返る。しかし、目標の往路優勝や総合優勝には納得しておらず、「響(吉田)が素晴らしい記録を残してくれました」など、選手への信頼感が伺える言葉を続ける。
吉田選手は、他校からの転校生でありながらも、見事なパフォーマンスを発揮した。「山の神になりたい」との願望から2区に挑戦した結果、記録を樹立。この試合では「5区がきつすぎて、2区が楽に感じました」と笑いを交えながら語る吉田選手。榎木監督も、「我々は1区に少しでも前で来てほしいと思うのですが、響だけは、1区の選手に申し訳ないけど、たくさん抜くから後ろでも構わないと思っていたそうです」と、選手とのコミュニケーションを大切にしている様子を示した。
また、箱根駅伝の名物ともいえる監督車での選手への声掛けについても語られた。榎木監督は「2年間、響を見ていて、本当に様々な思いや感謝を込めて声をかけた」と述べる一方、吉田選手は「ものすごく集中していたのと、沿道からの嬉しい応援が大きくて、あと…青学の監督の声が大きくて、聴こえませんでした…笑」と裏話を披露。このようなエピソードは、チームの結束力を物語っている。
さらに、創価大学駅伝部のチーム力の秘訣や、吉田選手のプロ宣言についても話題が展開される。「来年は絶対に箱根駅伝で優勝します!」と榎木監督が力強く宣言し、今後の挑戦に期待を寄せる。番組を通じて、選手たちの熱い意志と情熱、さらには励ましの声がどのようにつながっているのか、ぜひ聞き逃さないでほしい。放送を心待ちにするファンも多いだろう。番組『Dream HEART』の魅力は、挑戦する人々の思いを深く掘り下げることにある。毎週土曜日22:00から、TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットでお楽しみいただける。特別なゲストと共に、彼らの挑戦の裏側を覗き見する時間を楽しみにしていてほしい。