『薔薇の名前』完全版
2025-12-25 14:42:18

ウンベルト・エーコの名作が新たに甦る『薔薇の名前【完全版】』の魅力

ウンベルト・エーコの名作が新たに甦る『薔薇の名前【完全版】』の魅力



ウンベルト・エーコの小説『薔薇の名前』がついにその完全版として刊行されることになりました。この名著は、全世界で5000万部以上の売上を誇る大ベストセラーであり、その魅力は色あせることなく多くの読者を惹きつけています。

『薔薇の名前』について


『薔薇の名前』(Il Nome della Rosa)は、エーコにとって初めての小説となる作品で、1980年に発表されました。中世の修道院を舞台に、老修道士アドソが見習い時代に体験した一週間の出来事を回想する形で物語は展開します。この作品は、暗号、異端、さらには哲学者アリストテレスなど、知的で魅力的なテーマが詰まっており、探求心を刺激する内容となっています。1986年には映画化され、ショーン・コネリーが主演を務めたことでも話題を呼びました。

完全版の新要素とは


今回の『完全版』では、エーコ自身が下書きした文書館の図面や、個性的な修道士たちのスケッチが追加されています。また、1980年の初版刊行後に発表されたエーコによる「『薔薇の名前』覚書」も収録されています。この覚書には、初版以来の訂正や加筆が反映されており、読者にとって新たな発見が期待できる内容となっています。

特別仕様の魅力


『薔薇の名前【完全版】』は、初回出荷分のみ特別な箔押しカバーが施されています。ホログラム箔と黒箔の二種類を用いたデザインは、高級感が漂い、コレクションとしても価値ある一冊となることでしょう。これらは初回のみの特別仕様であるため、早めの購入をお勧めします。

作品の奥深さと文化的背景


本作は単なるミステリー小説ではなく、中世の文化や信仰、知識に対する賢明な考察が詰まっています。エーコは記号学者でもあり、その豊かな知識をもとに、物語を通して様々なテーマを掘り下げています。記号学や哲学、文芸批評といった分野が融合し、読者は毎回新たな視点を得ることができるでしょう。

完全版への期待


『薔薇の名前【完全版】』は、エーコの作品を愛する方々にとっては欠かせない一冊です。新たな要素が加わることで、以前とは異なる深い理解が得られるかもしれません。今後、エーコの作品を初めて手に取る方にも、この完全版が一つの良い導入となることでしょう。特設サイトでは、作品紹介や他の版との違いを詳しく掲載しており、購入前の参考になります。

書誌情報と発売日


  • - 書名:薔薇の名前[完全版](上下)
  • - 著者:ウンベルト・エーコ
  • - 訳者:河島英昭、河島思朗
  • - 出版:東京創元社
  • - 判型:単行本(四六判上製)
  • - ページ数:上巻412ページ、下巻526ページ
  • - 価格:上巻3000円、下巻3200円(税別)
  • - 刊行日:2025年12月25日

このように、多くの期待を背負った『薔薇の名前【完全版】』。常に新しい発見が待っているこの書を手に取り、エーコが描く中世の世界に触れてみてはいかがでしょうか。


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