恋は怪獣、映画祭へ
2025-06-30 11:11:06

早坂亮輔監督が描く新作『恋は怪獣。』、プチョン映画祭に正式選出!

新たな挑戦と愛の変貌を描く『恋は怪獣。』



早坂亮輔監督による長編映画『恋は怪獣。』(英題:Love is a MONSTER)が、韓国の第29回富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)でのプロジェクト市場「NAFF It Project」に正式に選ばれました。

本作は、愛されぬ痛みから一人の女性が“怪獣”へと変わる様子を描いた圧巻のボディホラー×ロマンス。早坂監督のこれまでの作品同様、静かでありながら痛烈な物語が展開されます。

『恋は怪獣。』のコンセプト



映画のアイデアは、「好きすぎて、食べてしまいたい」という一言から始まりました。主人公のモモは、他者から見られることなく愛されることもなかった過去を持つ女性です。彼女が初めて見られたと感じた瞬間、その想いが暴走し、相手の原稿を“食べる”ことで彼女なりの「つながりたい」という叫びを表現します。この行為が、彼女自身を変貌させていくのです。

ヒューマンドラマとホラーの融合がこの作品の特徴であり、愛することが必然的に生じる苦悩やどうしようもない感情を探求します。怪獣となる過程を通じて、愛が持つ様々な顔を浮かび上がらせるのです。

主なストーリー展開



モモは東京のラブホテルで清掃員として働いています。彼女の孤独な生活は、ある日、創作をやめた作家・風間との出会いによって一変します。彼に恋をする彼女は、想いが届かないもどかしさから、衝動的に彼の原稿を食べてしまうのです。その瞬間、彼女の体には文字が浮かび上がり、怪物としての変化が始まります。

その変化に興味を持った風間は、モモを“ミューズ”として使うことで物語を再び創り出します。書かれ続けることでしか彼との繋がりを持てないモモは、彼に求められる存在になるために、食べることで怪物になっていくのです。

早坂亮輔監督の思い



早坂監督は、自らの作品に込めた想いを語ります。「愛されなかったことで変わっていく女性の物語を描きたかった。モモは叫ばず、怒りも暴力も選ばない。彼女の感情はつまり、身体に現れる。」とし、観客に人間の痛みや愛の形に寄り添う作品に仕上げたいと考えているとのこと。

また、「映画には心を動かす力がある」と信じており、国やジャンルを超えて、多くの人々に届けたいという願いを持っています。

作品概要



  • - タイトル: 『恋は怪獣。』(Love is a MONSTER)
  • - ジャンル: ボディホラー × ツイステッドロマンス
  • - フォーマット: 長編映画(80〜90分)
  • - 監督・脚本: 早坂亮輔
  • - 主な撮影地: 東京都内ラブホテル
  • - スケジュール: 2026年末完成予定
  • - 募集中: 国際共同製作パートナー、出資・ポスプロパートナー

『恋は怪獣。』は、ジャンル映画としての新たな可能性と深い人間ドラマを両立させた作品です。早坂監督ならではの独自の視点を通して、観る者に愛のさまざまな側面を伝えることを目指しています。


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