24時間にわたる特別番組「ノーモア・ナガサキ」
2025年8月9日、長崎文化放送(NCC)は被爆80年を迎えるにあたり、特別番組「ノーモア・ナガサキ 80 YEARS from 194508091102」を公式YouTubeチャンネルでライブ配信します。この番組は、平和と核兵器の廃絶を願うメッセージを長崎から世界へと広めることを目的としています。
番組の注目ポイント
この特別番組では、YouTubeの特性を活かし、視聴者が参加できるような双方向企画を取り入れ、多くの人々が「自分ごと」として平和について考えるきっかけを提供します。若い世代や海外の視聴者も対象に、ライブ配信ならではの臨場感を楽しむことができる内容となっています。
NCC独自のドキュメンタリー
被爆80年を振り返るドキュメンタリーや特集が放送されるほか、「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」や「浦上川万灯流し」などの重要な行事もライブ中継されます。これにより、視聴者は長崎の歴史的瞬間をリアルタイムで体験することができます。
多彩なライブ&トーク企画
スタジオでは、有名人や専門家、さらには若者代表が参加するトークセッションも実施予定です。視聴者からのメッセージも紹介され、世界駆け巡る平和への願いを集めます。また、海外留学生や平和活動に取り組む若者たちが自らの経験を共有する場面も設けられています。
音楽を通じた平和のメッセージ
長崎出身の3人組バンド「マリンブルーデージー」が番組オリジナルテーマソング「1945」を披露し、地元学校の子供たちによる「平和の歌」も配信される予定です。これにより、音楽の力で多くの人に平和の大切さを伝えることを狙っています。
お笑いで伝える原爆への思い
また、お笑いコンビ「アップダウン」による漫才企画も特色の一つ。原爆に関連する内容をユーモアを交えて伝えることで、平和の重要性を広める新たな試みです。
映画監督松本准平へのインタビュー
特別企画として、長崎出身の映画監督・松本准平氏へのインタビューも行われます。彼の最新作「長崎-閃光の影で-」についての制作過程や作品を通じた平和のメッセージについても深く掘り下げていきます。
視聴者参加型の特設サイト
さらに、視聴者が平和へのメッセージや動画を投稿できる特設サイトも設けられています。ライブ配信中に寄せられるコメントも可能な限り紹介し、平和を願う声を世界に広めるお手伝いをいたします。
配信の詳細
大西弘美社長のメッセージ
NCC代表取締役の大西弘美社長は「全ての人に伝えたい。共に考える一日を作りたい」と語り、全世代が集まり平和についての意識を高める日を実現する意義を強調しました。テレビやスマートフォンを通じて、どこからでもこの重要なメッセージを受け取ることができます。
この特別配信は、私たち全員が平和について再考し、未来を見つめ直す良い機会となることでしょう。