おいしさと文化を感じる特別な煎餅
日本の伝統文化、相撲と米菓が融合した新商品『決まり手煎餅』が、2025年10月7日から発売されます。この商品は、株式会社もち吉が公益財団法人日本相撲協会の協力を得て、相撲の決まり手“八十二手”をおせんべいの個包装にイラストで表現したものです。商品企画には著名なデザイナー、原研哉氏が総合監修を務め、両者の思いが詰まった特別な商品として進化を遂げました。
相撲の力を感じるアイコン商品
2025年は日本相撲協会が設立百周年を迎える重要な年です。この記念すべき年を前に、もち吉は1月より「サステナビリティパートナー」として契約を結び、相撲文化を次世代へ伝えることに挑戦しています。『決まり手煎餅』は、相撲と米菓のコラボレーションによるもので、この商品を通じて日本の伝統を世界に向けて発信します。
八十二手を描いた個包装
『決まり手煎餅』の個包装は、相撲の技の多様性と奥深さを表現しています。原研哉氏のデザイン指導のもと、すべての八十二手が描かれたイラストが施されています。この商品は、日本相撲協会の監修も受け、日英表記の「決まり手帖」が同梱されています。この帖は相撲ファンや海外の方へのお土産にもぴったりです。
より力強く、個性的なおせんべい
おせんべいのデザインは力士の「まわし」をイメージしており、特別な形状の煎餅として登場します。このアイデアは、相撲の力強さを象徴し、子どもから大人まで楽しめるように工夫されています。
環境に優しいブリキ缶
商品には、日本製鉄株式会社のCO2削減素材「NSCarbolex® Neutral」を使用したブリキ缶が付属しています。この缶は、相撲のシンプルで強靭な精神性を表す「力」という漢字が刻印されています。丸みのある蓋は、焼かれたお餅のふくらみを想像させ、使い勝手を考えたデザインです。
デザイナー原研哉(はら けんや)氏
原研哉氏は、日本の美意識を未来に運用することを重視し、外務省「JAPAN HOUSE」の総合プロデューサーなど、多岐にわたる活動をしています。そのスタンスが今回の煎餅にも色濃く反映され、伝統と現代の融合を実現しています。
発売とイベント情報
新商品の発売日は2025年10月7日。この日は国技館での限定販売からスタートし、その後はもち吉の本店やオンラインで購入可能となります。また、10月8日から19日まで大丸東京店で開催される特別販売会では、力士の若隆景によるサイン会も行われます。1万円以上の購入でサイン色紙をプレゼントする特典もあるので、ファンにとって見逃せない機会です。
もち吉のこだわり
もち吉は、96年の歴史を誇る米菓の製造会社で、全商品には厳選された国産米を使用しています。これにより、米菓の本当のおいしさを提供することを使命としています。近年ではグルテンフリーの菓子開発にも力を入れ、国内外の需要に応えています。台湾にも店舗を構え、日本の米菓を広く届けています。
結語
『決まり手煎餅』は、相撲の文化を美味しく感じることができる一品です。デザインや素材、商品に込められた思いが詰まったこの商品を通じて、ぜひ日本の伝統を体験してみてはいかがでしょうか。