名古屋で体験する「動き出す妖怪展 NAGOYA」
2025年の夏、名古屋市の金山総合駅前に位置する金山南ビル美術館棟において、特別な妖怪の世界が展開されています。「動き出す妖怪展 NAGOYA 〜Imagination of Japan〜」がまさにその舞台です。2015年から続くこの展覧会は、日本が誇る妖怪美術と最新の映像技術を融合させた、国内初のイマーシブ体験型デジタルアートミュージアムとなっています。
この展覧会は2025年7月19日から9月23日までの約2ヶ月間、名古屋で開催されます。開催を記念して、来場者数がなんと3万人を突破しました!これを祝い、特別なセレモニーが行われ、3万人目の来場者にはオリジナルのマフラータオルやトートバッグといった素敵な記念品が贈られました。
展覧会の見どころ
本展で特に注目されるのは、江戸・明治時代の絵師が描いた「百鬼夜行絵巻」や「百物語」、「河童」などの伝説的な妖怪たちです。これらの作品は、まるで生きているかのように、最先端の映像技術によって駆使されています。特に、来場者が手をかざすことで妖怪たちが動き出す仕組みは、子どもから大人まで夢中にさせる魅力的な体験です。
来場された親子は、「妖怪の映像に引き込まれた」「手をかざすと妖怪が動くなど遊ぶところもあり夢中になれた」と、その感想を語ってくれました。まさに、子どもたちも興味深く感じることができる内容となっています。
体験の内容
また、妖怪展はただの展示会ではなく、楽しみながら学べる要素が盛り込まれた独自のエンターテインメントです。日本初の古書博物館である西尾市岩瀬文庫や小豆島の妖怪美術館と共に制作されたこの展示では、妖怪文化や妖怪画の解説を通じて更なる深みを提供します。
立体的に現れる妖怪たちとの出会いは、まるで夢の中にいるかのような感覚をもたらします。展示内容は、若い世代だけでなく、大人も楽しめるよう工夫されています。妖怪の世界にどっぷり浸かってみたくなる体験が盛りだくさんです。
チケット情報
入場料金は大人2,200円、学生や専門学校生は1,500円、子どもは700円という設定で、3歳以下は無料で入場できます。障害者の方に対しては割引も用意されており、多くの人々が訪れることが可能です。
チケットはWEB及び店頭での販売が行われており、当日会場での購入も可能です。しかし、特に土日祝日は非常に混雑するため、平日の遅めの時間帯の訪問がオススメです。
開催概要
- - 開催日時: 2025年7月19日(土) ~ 9月23日(火・祝) 9:30~20:00(最終入場19:30)
- - 場所: 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
- - 主催: 動き出す妖怪展 NAGOYA 実行委員会
この夏、名古屋で新たな妖怪の世界に触れ、歴史ある文化を身近に感じてみるのはいかがでしょうか。何世代にもわたる妖怪たちが、皆さんを待っています!