名作映画『サウンド・オブ・ミュージック』の特別劇場公開が決定
私たちの心に深く刻まれた名作映画『サウンド・オブ・ミュージック』が、なんと60周年を迎えることに。その記念すべきイベントとして、特別に劇場公開が決定しました。公開日は11月21日(金)から、TOHOシネマズ日比谷をはじめとする各地の映画館でスタートします。
この特別上映には、ハイビジョンの限界を超えた鮮明さを持つ4Kデジタルリマスター版が使用されます。今回の修復作業は、ウォルト・ディズニー・フィルム修復チームが手掛けており、保存フィルムのデジタルスキャンに9ヶ月以上を費やしたとのこと。細部に至るまでの徹底した修正作業によって、かつてないほど美しい映像と音響が実現しました。修復チームのディレクターであるケビン・シェーファーは、「この名作を世界中の観客に本来の映像と音響で届けることを光栄に思っています」とコメントしています。
元々『サウンド・オブ・ミュージック』は1965年に公開され、数々の名場面と名曲で多くの人々に愛されてきました。特にエーデルワイスや、ドレミの歌などの数々の名曲は、今でも人々の心に残り続けています。映画は公開以来、アカデミー賞で作品賞を含む5部門でオスカーを獲得し、長きにわたり最高の映画の一つとされています。
この映画が、先駆けて9月12日から公開された世界28カ国での興行成績も素晴らしいものでした。北米ではわずか3日間で1億6000万円を超える興行収入を記録し、新作映画が並ぶ中で60年前の作品がランキングの10位にランクインするという快挙を達成しました。このことは、シンプルで力強い物語が世代を超えて愛され続ける証明となり、再び日本での劇場公開が決まった背景にもなっているのでしょう。
今回の特別劇場公開においては、従来の映画鑑賞料金で楽しめるとのこと。つまり、誰もがその素晴らしい体験を手軽に味わうことができるのです。このリマスター版では、さらなる臨場感をもって視聴できるよう、音質も大幅に改善されています。音楽が持つ力と、映画が持つメッセージの美しさを、ぜひ劇場で体感してほしいと思います。
映画の魅力が再確認できるチャンス
『サウンド・オブ・ミュージック』の魅力は、一度観た人を魅了し続けてやまないことです。この名作が持つ音楽の力、そしてメッセージは、今もなお多くの人々に影響を与えています。特別な4Kリマスター版で、さらにその魅力を深く味わうことができる機会は、そう数多くはありません。まずは、映画館に足を運び、心温まるストーリーと美しい旋律に浸ってみてはいかがでしょうか。
作品概要
- - 原題: THE SOUND OF MUSIC
- - 上映時間: 174分(予定)
- - 上映形式: 4K DCP
- - 監督: ロバート・ワイズ
- - 出演者: ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマーなど
- - 配給会社: カルチャヴィル合同会社
- - 映画情報HP: サウンド・オブ・ミュージック公式サイト
この機会を逃さず、名作映画『サウンド・オブ・ミュージック』を劇場で再度体験してみてください。あなたの人生に、新たな感動をもたらすことでしょう。