期待が高まるジョン・キャメロン・ミッチェルの来日公演
ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の創作者、ジョン・キャメロン・ミッチェルの特別コンセプトショー『JOHN CAMERON MITCHELL Midnight Radio -The History of Hedwig-』が、2025年7月、東京と大阪で上演されることが決まり、ファンの興奮が高まっています。今回はミッチェルからのインタビューを交え、彼の心境や公演への期待をお届けします。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』とは?
このミュージカルは、1998年からオフ・ブロードウェイで上演され、瞬く間に世界的なブームを巻き起こしました。2001年には、ミッチェル自身が映画化し、アカデミー賞など数々の栄誉を受けました。日本でも2004年から繰り返し上演され、各キャストが新たな解釈を加えることで常に新鮮な感動を提供しています。
ミッチェルの来日への思い
来日公演が迫る中、ミッチェルは「すごく興奮しています」と語ります。彼にとってコロナ禍以降初めての来日となり、「ファンの皆様に会うのが楽しみ」と期待を膨らませている様子です。特に、日本に住む友人との再会や温泉を楽しむことを楽しみにしているとのこと。
スペシャルゲストの存在
今回の公演には、中村中、浦井健治、山本耕史、そしてペ・ナラといった豪華ゲストも出演します。ミッチェルは中村中について、「彼とは仲間としての絆があり、2021年の公演で得た手応えから再度の共演を楽しみにしている」と語りました。また、浦井との初共演にも期待を寄せ、「彼のヘドウィグには遊び心があふれていると思う」と期待感を示しています。山本耕史との再会も嬉しいと語るミッチェルは、「彼は素晴らしいアーティストだから、共演が楽しみ」とも述べました。
『ヘドウィグ』が世界中で愛される理由
ミッチェルは、なぜ『ヘドウィグ』が異文化においても受け入れられているかという問いに、「自分の中にヘドウィグを見つける方が多いから」だと語ります。「愛に関するさまざまな考えが共感を呼んでいるのかな」とも。特に「The Origin of Love」で歌う神話的な要素が多くの人に響いていると感じています。
公演情報とチケット情報
公演は、東京・東急シアターオーブで2025年7月19日から21日、大阪・NHK大阪ホールで7月23日に実施されます。特別企画としてペアチケットも販売され、ファン同士で「愛とは何か?」を考える絶好の機会となります。チケットは7月12日AM10時から販売され、家族・友人を誘い、劇場で特別なひとときを一緒に楽しむことができます。詳細は公式サイトにてご確認を!
結論
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の魅力とその歴史を新たな形で体験できるこの公演は、ファンにとって見逃せないイベントです。ジョン・キャメロン・ミッチェルが届ける特別な世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。