セントラル愛知交響楽団の特別公録イベントを振り返る
今年3月、名古屋市の「電気文化会館 ザ・コンサートホール」で、FM AICHIの人気クラシック専門プログラム「ダイドー おは・クラ・サタデー with セントラル愛知交響楽団」の特別公録イベントが開催されました。これは、毎年恒例となっている年1回の公開録音イベントの第10回目であり、特に注目されたのは会場が新たに移されての開催でした。
190組380名の抽選で選ばれたリスナーが集まり、セントラル愛知交響楽団による生演奏を楽しむことができました。演目には、様々なクラシックの名曲が含まれており、リスナーはその美しい音色に魅了されたことでしょう。このイベントでは、演奏だけでなく、番組恒例のクイズコーナー「作曲者は誰だ?」や、パーソナリティの佐井祐里奈が挑戦する「楽器に挑戦」のコーナーもあり、参加者は楽しいひと時を過ごしました。

特に印象的だったのは、イベントのクライマックスである「ラデツキー行進曲」の演奏です。この曲は、通常は手拍子で観客が一体となって演奏するもので、観客の皆さんも手拍子で参加し、会場は一つになりました。その場にいる全ての人々が、音楽の幸福を分かち合った瞬間だったと言えるでしょう。
この特別な公録イベントの模様は、3月23日(日)にFM AICHIで放送される特別番組で振り返ることができます。放送日時は19:00から20:00までとなっており、当日のセントラル愛知交響楽団の生演奏や、盛り上がりの様子をラジオで体感することができます。さらに、スマートフォンアプリ「radiko」を利用すれば、放送後1週間以内にタイムフリーで聴くことも可能です。
FM AICHIが提供するレギュラー番組「ダイドー おは・クラ・サタデー」は、毎週土曜日の午前8時から30分間放送されています。番組を通して、パーソナリティの佐井祐里奈とセントラル愛知交響楽団のマーシー山本教授が、クラシック音楽の魅力を面白く親しみやすく伝えています。クイズコーナーやコンサートへの招待、さらには学校訪問企画など、内容が豊富でリスナーを飽きさせない工夫が満載です。 ホームページには、次回放送の情報や過去の放送内容が掲載されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
音楽は時として言葉を超え、心の奥深くに響くものです。「ダイドー おは・クラ・サタデー」の特別公録イベントは、そんな音楽の力を再認識させてくれる素晴らしい機会となったことは間違いありません。リスナーにとっては、心温まるひと時であり、また来年の開催が待ち遠しくなったことでしょう。